米アドバンスト・マイクロ・デバイス

 米アドバンスト・マイクロ・デバイス  

第3四半期の業績がアナリスト予想に届かずに急落しているとのことです。瞬間前日比21%安まで売られたそうです。で、その売られた理由の決算はというと、7~9月期の売上4.4%増の16.5億ドル(アナリスト予想は17億ドル)、純益は1.02億ドル(アナリスト予想は1.06億ドル)。10~12月期の売上予想を14.5億ドル(1630億円)と発表したとのことです。確かにアナリスト予想に届いていませんがわずか。また10~12月は売上減少はしますが、それも暴落で反応するほどの金額でもありません。しかも7~9月期の前期の純益は0.6億ドル。利益は前期比で大幅増益だったのです。それで21%も急落するのは、元来アナリストの期待が高すぎたことと、強気過ぎただけのことだと思います。米国株の下落はこの過度に強気に傾いていた投資家が慌てて売っているために下げているのだと思います。経済の基礎的な状況や底堅い企業業績に大きな変化がない以上、これら投資家の売りが収まれば、じりじりと上げ始めると考えます。日本株だけでなく米国株もです。また11月以降は中国株も。