日経平均先物 21400円 -630円
NY市場の暴落を受けて日経平均先物も大幅安で東京市場に回った来ます。なぜこれほど下げるのか正直不明です。企業業績への警戒感と言いますが、大幅安したキャタピラーにしても発表した数字は好決算発表でした。市場の期待が高すぎただけのこと。他の企業の決算発表も大暴落を引き起こすような悪い決算発表もものはありませんでした。また、住宅市況は軟調だったものの、他の経済統計の数字も底堅い米国経済を物語る数字で、これも暴落を引き起こすようなものはありませんでした。更には、11月末には一応、米中首脳会談を開催することが明らかになっており、会談への期待から上昇することはあっても暴落することは普通ありえないはずです。米国株のポジション調整の売りと売り仕掛けの合わせ技で今回の暴落が引き起こされたものと考えます。ならば、落ち着くと急激に一旦は戻すはずですが・・・。今回の一連の暴落で、この暴落から新たな息の長い上げ相場がスタートできるという思いは逆に強く抱いています。今は相場の潮目や相場の質が変わるターニングポイントにあたり、その変わるための産みの苦しみと考えます。