日経平均 21446円 -644円
中国上海総合指数は1.72%安、香港ハンセン指数も2.11%安。3%以上安い市場は毎度のこと日本市場だけの状況です。頼みのダウ平均CFD(時間外)も100ドル高(0.4%高)にはなっているものの切り返すことができずにおり、株式市場は反転する気配もまだありません。終日安値で推移することになるかもしれません。大事なのは引けです。昨日、嫌な感じを抱いたのは欧州株の動きでした。1%以上プラスだった英国株が変わらずにまで下げて引けて、ドイツ株は一転して0.73%安で引けてしまいました。この流れを米国株も引き続き、軟調な動きでスタート。しかし後場の半ば過ぎから売り仕掛けとも思える急落が始まり大幅安のほぼ安値引けで終わっています。この引けに崩れる流れを止めることが大事なのかもしれません。明確な理由もなしに下げている最大な理由はやはり大規模な売り仕掛けの動きも一因にあると思います。この売り仕掛けは国境をまたぎ米国市場→欧州市場→アジア市場と追随型で延々と仕掛けを行い続けていると思います。これら売り仕掛け主体が買い戻しに転換するには、このグローバルで生じている下げの連鎖を引けで断ち切ることが必要だと思います。引けで売り崩すことができないとなると、売り仕掛けの主体は一斉に買い戻しに動くことになるのだと思います。