上海総合指数 2634P +39P(+1.53%)
2650P回復まで今少し。2650Pを回復して、短くて十分だから地に足を付けた陽線を連続してくれれば、中国発の世界的株価暴落局面はヒトヤマ超えたことになれると思います。連続した陽線の確認が必要となると、世界市場が完全に落ち着きを取り戻すのは来週以降となるのでしょう。また、今回の暴落の要因の一つにサウジアラビアが保有する株式を売却するのではという懸念にも端を発しているとのことです。しかし、冷静に考えてサウジ投資会議をキャンセルする経済要人が相次いだと報じられていますが、その一方でエネルギーや金属などの分野で25件あまりで5.6兆円もの投資契約を締結しています。5兆円以上も投資契約をする一方で世界の株式を売却するというのはどう考えてもありえない話だと思います。市場が極端に振れた恐怖から解き放たれ始めれば冷静さがよみがえり、冷静な判断からじわじわと反転するか、安全圏での持ち合いレンジを形成し始めると考えます。今少しです。