6469 放電精密(JQ) 1333円 -18円

6469 放電精密(JQ) 1333円 -18円

第2四半期資料を。(1)ポイント・・・・①第2四半期上方修正(通期は据え置き)。②売上は航空機エンジン部品事業の圧縮機や燃焼部品が量産増加し、各セグメント増収と。③全体と増収と航空機エンジン部品事業の採算性改善で増益。④持分適用企業の投資利益増加し経常更に増益。⑤前期比では文句なしの増収増益ながら、もろもろの状況が重なり計画から売上以下わずかに未達。しかししれでも営業益で0.2億円程度ゆえに問題なし。(2)放電加工表面処理セグメント・・・・前期比増収増益ながら予想の営業益0.7億円から0.4億円で着地。しかし、前期の赤字からⅤ字回復。航空機エンジン部品事業の低圧タービンブレードの受注が順調ながら圧縮機等は材料確保が遅れているために計画は未達。しかし自動車関連部品の表面処理受注好調で、ガスタービン関連部品の受注も増加。遠心圧縮機部品も好調。まだ低調な製品も2、3はあるものの総じてセグメント全体は好調そのもの。(3)金型セグメント・・・・増収増益ながら計画から未達。しかし計画営業益6.5億円に対し6.2億円の着地。誤差に過ぎません。住宅関連のアルミ押出金型は第2四半期急減速したものの、セラミックスハニカム押出金型などは引き続き好調。放電加工表面処理事業と同じで、満点ではないものの、それに近い合格点を付与できる内容です。(4)機械装置セグメント・・・・売上10億円目標に対しその10億円で、営業益目標1.2億円に対し1.3億円。文句なし。小型プレス機及び関連装置をはじめ総じて好調。(5)設備投資・減価償却・研究開発・・・・設備投資は今期13.3億円の予定。前期は1.9億円。激増です。減価償却も前期の4.2億円から8.7億円に激増。ここまで激増しながらこの増収増益の数字は文句なし。ダイトーケミックス並の評価を付与できると思います(増益である分今の時点ではダイトーケミックス以上とも言えます)。研究開発費は0.9億円。ちなみに注目はこの設備投資の内容です。すべてのセグメント事業の生産性の向上のための設備投資です。これはエノモトや鈴木と同じです。すでに自動化機器を導入して利益が激変したキョウデンに続き、同社やエノモトは今その対応を進めいることになります。同社もエノモトや鈴木、Tスマートなどと同じように、来期は利益率の上昇からサプライズ決算を目にすることができると考えます。とは言えってもまだボトムの中。来週以降、まずは日足の陽線とその連続の確認が必要。抵抗線はざっと1500~1600円。1500円回復に向けて短いながらも日足陽線連続させ始めてから、静かに本格買い開始するようにしてみてください。10/17(放電加工やアルミ押出金型では国内ナンバーワン・電気自動車に不可欠・目標修正)10/2(買い推奨開始・金属放電加工とアルミ押出金型、セラミックスハニカム押出金型で国内トップの企業/高い技術力・文句なし第2四半期・概況・セグメント状況と感想・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①1600~1650円(レシオ18倍)②1800~1850円(レシオ20倍)③2000~2100円(レシオ22倍強・年初来高値1984円更新)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2100~2200円(今期ないし来期純益8億円EPS110円予想しレシオ20倍)②2300~2350円(今期ないし来期純益8億円EPS110円予想しレシオ21倍強)③2500円(今期ないし来期純益8億円EPS110円予想しレシオ23倍・01年上場来2470円)】。SP。