4319 TAC(東1) 268円 +1円

4319 TAC(東1) 268円 +1円

下記のヒューマンとともに働き方改革やスキルアップの教育コンテンツ関連株と注目しています。同社もヒューマンと同じでその教育コンテンツ(資格講習)の提供領域を広げようとしています。ただ、その歩みはヒューマンと比較すると少し緩慢な印象はありますが。同社もヒューマンと同じで季節性があります。ヒューマンの場合は、第1四半期好調なスタートを切ったために第2四半期は上々だと現時点で予想することができますが、同社の場合は、第1四半期は減益のスタートゆえに第2四半期予想の営業益11.4億円、経常11.2億円、純益7億円が達成できるかどうかまだ不透明です。ただ四半期安定した収益寄与が期待できる法人研修事業のおかげで、第2四半期が未達と終わっても最終期にかけて法人研修事業の利益貢献のおかげで会社の想定通りには着地してくれると予想しています。また、もし、第2四半期がほぼ会社の想定通りで終わるようなら通期は上方修正期待の浮上となり、サプライズ決算に近いものになると思います(株価もそれ相応に反応するはず)。いずれにしても同社の場合はヒューマンと違い、強気買いは決算発表を確認し終えてから行う予定で臨む方が良いと考えます。ただし今日の高値272円を抜け陽線を出すと8月大商いの300円前後に水準訂正となるために、慎重にゆっくりとながら買い場探しを静かに再開するように。本格買い強気買いは11月中旬の第2四半期を確認後とします。10/4(企業研修事業や情報処理講座など受講者数増加の可能性)9/14(これから開設の資格講座も多数・四半期通じて収益が安定化可能性)9/10(Z会は同社のパートナー)9/7(電験三種講座開設10月から)8/23(電験三種など新講座開設・日本アジアで初のCompTIAアウトスタンディング・リーダー・アワード受賞)8/19(技術者系国家資格講座拡充が今後の成長に不可欠・法人向け受講者数増加の一途・四半期推移予想から今営業益は9~11億円を予想・目標修正)8/6(第1四半期解説/第3四半期以降に上方修正の可能性もまだ有り/セグメント状況と感想・受講者数推移)8/3(減益着地の第1四半期・概況・受講者数と前受金推移・目標据置)7/25(第1四半期を予想)7/23(外国人就労政府支援で外国人向け教育事業に本格参入する可能性)7/18(受講者契約で季節性はあるものの前期並み第1四半期着地を予想・スタートダッシュの可能性も3割予想)7/11(法人向け研修事業が順調な拡大・目標修正)7/2(2017年度TAC受講者数21.9万人・法人研修プラン拡充中)6/19(リンク&モチレシオも同じリカレント教育関連)6/11(決算資料第二弾/受講者数推移&前受金推移&個人教育事業&法人研修事業&出版事業&人材事業&中期的取り組み&今期予想・目標修正)6/7(買い推奨開始・資格の学校の同社の事業領域・リカレント教育関連株・前期も今期予想も地味ながら文句なし・概況・セグメント状況・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①320~335円(週足最後抵抗線・レシオ11倍)②360~370円(レシオ12倍強)③400~410円(レシオ13倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①410~420円(レシオ14倍・17年高値416円)②450円(レシオ15倍)③480~500円(レシオ16倍・17年高値499円)】。SP。ところで同社が新規に開設した電験三種ですが、保安業界の第三種電気主任技術者は2045年には想定需要の1.8万人に対して4千人程度の不足が生じるとされているそうで、2020年から人材不足が顕著化し始めるとのことです。同社の講座開設を見ると、このような予見の元に行われいるという点では、緩慢ではあるものの、じわじわと業績も業容も拡大はして行くものと予想しておいて良いと考えます。