2376 サイネックス(東1) 773円 +6円

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4千株しかできない株を今とやかく言っても仕方ないものの、引け後にニュースリリース。地域住民への行政サービス拡充と関係人口の拡大支援を行うために、「自治体サポートアプリ」の提供を開始したと発表。このアプリを活用して地域住民やその地域出身者、あるいは旅行者など向けに、イベント優先的参加や特産品購入割引、格安里帰り旅行案内、アンテナショップ利用割引、公共施設利用割引などを提供すると予定とのこと。これ自治体からの導入ニーズは相当に高いと思います。今週の日経新聞のくらしナビのコーナーでこんな記事を目にしました。「知っとくトク」のコーナーで、子育て世代が小売店や外食店で割引や特定のサービスが受けられる「子育て支援パスポート」というアプリが普及し始めたとの内容でした。記事を見ると、この子育てアプリを活用して様々受けられるサービスが紹介されていました。またその子育てアプリを開発運営している自治体も紹介してありました。北海道「どさんこ・子育て特典カード」、東京都「子育て応援とうきょうパスポート」、愛知「はぐみんカード」、京都「きょうと子育て応援パスポート」、大阪「まいど子どもカード」、福岡「子育て応援パスポート」が紹介されていました。つまり、今のところ、このような自治体アプリを開発運営できるところは、都道府県単位の大規模自治体でないと難しいように思われるということです。そこで同社のこの自治体サポートアプリです。このアプリを導入すれば、安価に充実した行政サービス提供することができるとともに、この子育て支援に関連したサービス提供も容易にできるということになります。TACと同じでしょう。同社も成長の速度は少し緩慢で時間を要しながらとなるかもしれないが、着実に成長拡大することはほぼ確実だといえると思います。また次の第2四半期は予想開示はありませんが、前期の第2四半期は営業益0.6億円、経常0.9億円、純益0.5億円と低調だったために、前期比増益で着地できると考えていますから、第2四半期発表を警戒する必要はないと考えています。であっても、このど閑散で買い手不在の中では致し方なし。第2四半期を発表後からゆっくりと見直しの動きが始まると考えて、打診買いして11月中旬の第2四半期発表を待つようにしていてください。ちなみにミニミニボトム離脱サインは75日線回復800円回復。もし発表前に800円回復し始めて陽線連続させるようなら、ゆっくりとながら本格買い及び心もち強気買いで対応し始めみてください。ただ2~4千株しか日建てできないようではすぐに800円回復はまだ難しいようですが。10/3(築紫野市と「わが街NAVI」共同設置協定締結・オリンピック開催やインバウンドで地方の情報発信が重要に)9/5(フィスコ社調査レポート/要約&業績動向&中長期の成長戦略に関し・中長期的成長を念頭に高評価)8/25(減益着地の第1四半期・しかしセグメント状況から業績は回復中・セグメント状況/出版&ウェブソリューション&ロジスティックス&感想・目標微修正)8/6(赤字の第1四半期・よくよく見ればまずまず・概況・セグメント状況と感想・目標据置)6/18(資料「地方創生のプラットフォームへ」解説/出版とウェブソリューションとロジスティックスの各事業説明/新たな取り組み/印象/今期予想/生産基盤・目標修正)5/12(減益の前期と回復予想の今期・概要/経営成績の概況とセグメント状況・目標修正)4/27(デジタルサイネージ事業開始)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①880~900円(50週線回復)②1000円(レシオ15倍)③1070~1100円(レシオ16倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1100~1150円(レシオ17倍)②1250~1300円(レシオ19~20倍・17年高値1298円)】。業績拡大開始を確信できれば最大目標を上場来2619円に向けて引き上げ始める方針。SP。