2429 ワールドHD(東1) 3030円 +93円

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再三再四コメントで申し訳ない次第ですが、同社も11月発表の第3四半期は無事に通過できるはずですから、先回り買いをしてOKと考えます。8月以降の株価の動き(下値での長い持ち合い収れん)のために50週線3600円から3000円とのレンジの中にすべての移動平均線が集中する事態となっています。つまり50週線回復=8月高値3900円を抜くと飛ぶ可能性が高いと考えています。ただし問題はその3600~3900円を回復するまでの道程です。正直どのような形状で回復に向かうかイメージできずにいます。最も高い可能性としては7~8月の時のように、これから1カ月くらいの時間をかけて3600~3900円レンジを回復して、決算発表後に8月高値を抜き上場来高値4950円更新に向けて本格上昇するシナリオを有力と考えています。ところで同社のIRリリースに先ごろ札幌で行った会社説明の資料が公開されています。と言ってもすでに開示の決算発表資料に類似しているので新味の材料はないのですが、その資料の前ページにでかでかと同社を評価すべき大きな理由が記載されています。常々私が言っていることです。リーマンショック後290億円に落ち込んだ売上から今期売上予定1451億円にまで9年間で急拡大しました。しかし同社は『規模拡大を求めたM&Aを行わず自力でここまで成長した』と誇らしげに記述しています。自力で拡大したのですから大規模なのれん償却の心配が皆無ということです。この点は大いに評価すべきはずです。また自社の強みを→ものづくりワンストップサービスと表現しています。同社にはR&D事業(バイオ化学研究員及び臨床試験)で1000名の要員、テクノ事業(設計開発エンジニアリングと保全)で2500名の要員、ファクトリー事業(製造物流)で17000名の要員を抱え、研究開発からアフターサービスに至るまでの幅広い領域で2万人の稼働人員を展開している点を強みとコメントしています。しかも、同社はリペア事業を行い家電などの修理メンテナンス受託にも進出し、加えて、社員のスキルアップに関しても高い給料でヘッドハンティングするのでなく自力で研修教育してスキルアップするという自己完結型のスキルアップシステムを構築して運用しています。何から何まで堅実そのもの。この堅実さあればこそ、来期以降も着実な成長拡大を確実なものとできるはずです。世界経済によほどのことでもない限り。あるいはよほどのことがあったとして成長を続ける可能性もさえあるはずです。9/28(急激に業容拡大に成功しても巨額ののれん償却の必要は将来なし)9/12(中間株主通信/インタビュー&人材教育ビジネス&不動産ビジネス&情報通信ビジネス&その他ビジネス&感想・堅実経営で採算性重視を徹底)8/25(第2四半期資料/予算との比較・セグメント全体総評・ファクトリー事業・テクノ事業・R&D事業・不動産事業・感想・目標修正)8/6(第2四半期上方修正で着地・概況・目標据置)7/19(不動産開発の目利き良し)7/15(第1四半期資料等/サマリーorファクトリー事業orテクノ事業orR&D事業or不動産事業or第1四半期印象)6/28(大幅減益の第1四半期スタート・概況・セグメント状況と感想・目標据置)6/22(目標修正)5/9(3300円前後で強気買い方針)5/7(想定外の低調な第1四半期・概況・押し目買い)4/2(目標修正)3/27(買い推奨再開・上値は小さく・通期概況・買収戦略で業容更に拡大へ・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①3850~3900円(25週線回復・レシオ14倍)②4200円(レシオ15倍)③4500~4600円(レシオ16倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①4600~4700円(今期ないし来期純益50億円EPS295円想定しレシオ16倍)②5000円(今期ないし来期純益50億円EPS295円想定しレシオ17倍・上場来4950円)③5300円(今期ないし来期純益50億円EPS295円想定しレシオ18倍)】。SP。