日経平均 22364円 -330円
市場全体が落ち着くまではまだ時間を要するとは言いましたが、よもや本日金曜の安値を下回るとは想定外。先週の陰線足の中で孕み足となるかと予想していました。ただし下値は引き続き22500~22000円を予想していて良いと思いますから、週の後半に切り返して50週線22532円前後の22500円前後で引けるのではと考えています。また指数は暴落でも個別株は売りモノ一巡した模様で、小安いものばかりではあるものの大崩れしている株は少なし。指数と違い中小型株は比較的落ち着いていると考えておいて良いと思います。また理想でいえば、日経平均はあまり反転しない方が良いと考えています。空中戦の指数買い先物買いでまた急騰すると、実需買いが個別株に戻って来ません。日経平均が23000円前後で落ち着いた動きの中で、個別株が一つまた一つと上げ始めて全体がじわじわと上げ始める動きが理想と思っています。点から面に物色の矛先が広がるようにです。それには多分、本格化する決算が重要でしょう。下記のADプラズマやウエストHDなど好決算発表した株は素直に上昇しています。今回の決算発表は点からの相場をスタートさせるという意味合いにおいてとても重要だと考えます。また、多分、そこから上げ相場が始まると割り切り、決算発表を確認してからこそ本格買い強気買いを開始する予定でいて良いと考えます。ゆえに、今は焦らずゆっくりとゆっくりと相場の落ち着きの確認と決算発表への対応の準備を始めて行くようにしたいと思います。