8203 MrMax(東1) 525円 +8円

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第2四半期を発表して一段安して先週金曜に年初来安値505円まで下落しました。ではその第2四半期がそんなに悪かったかというと私にはそう思えません。たしかに天候不順などもろともせずに第2四半期期間でⅤ字回復を果たしたコーナン商事と比べると大きく見劣りはするものの、発表して年初来高値&上場来高値を更新したコーナン商事と、発表して年初来安値を更新した同社との決算の内容の開きが株価の反応のほどに開きがあるとは思えません。下げ過ぎということです。ゆえに一旦はここで新規もナンピンも強気買いとします。真の強気買い本格買いは、75日回復でかつ10月高値631円抜けの600~630円回復からとします。631円以上で引ければ強い反転サインが点灯と心得て心おきなく強気買いに転換する予定とします。その第2四半期はわずかに下方修正(純益だけ特益計上で上方修正)。営業収益614→603億円(前期606億円)、営業益15→13.9億円(前期13.4億円)、経常15.5→14.4億円(前期15.9億円)、純益10.5→14.3億円(前期10.8億円)、一株純益31円→43円に修正。営業益だけはかろうじて増益を確保しました。しかし、低調な第2四半期ではあっても上々です。コーナン商事で申し上げたように、猛暑や台風の到来など相次ぐ天候不順を受けながらこの数字は上々です。しかも同社の場合は台風銀座とも言える九州地方が大きな地盤です。その地勢的気候的な不利に状況の中でこの数字は立派と思います。9月以降徐々に台風等などからの回復特需が業績を下支えし始めると考えます。事実6月以降に前年同月比割れの既存店売上がやっと前年同月比で2.8%増と増収に転換。全店の売上も4%増に。下期に挽回すると考えると、通期予想の営業収益1%増1198億円、営業益10%増28億円、経常2%減29億円、純益8%減20億円、一株純益60円の達成は確実視しておいて良いと考えます。ただし残念ながらまだ増益転換(経常以下の)までの予想は無理ですから、買い場探しはゆっくりと。第2四半期で大きな店舗展開は無し。福岡長住店の改装と埼玉春日部に新店を開設しただけ。商品販売状況は食品部門は好調だったものの、前期のインバウンド需要の反動で紙おむつなど販売減。また前期にヒットした玩具もヒット剥落で販売減。営業収益(売上)は減収でも経営努力で粗利率は0.2%改善と。まずまずです。まだ今期の減益の予想は変わらないから、しばらくは600円前後か700~600円の650円前後で下値を固めた後に反転開始と考えて、ここは下げ過ぎではあるために心もち強気買いして、ボトム離脱サインが点灯してから本格買い強気買い開始とします。本格買い強気買いはミニミニボトム離脱サインの75日線25週線回復及び10月高値抜けの640円以上で引けてから開始とします。また50週線700円を回復で強い上げサイン点灯しますから念頭に。10/5(復調した9月月次売上)7/11(減益の第1四半期・インパクトはないものの内容はまずまず・目標据置)7/5(株主異動)5/26(2月通期おさらい・月次・目標微修正)4/12(買い推奨再開・文句なし2月通期と地味な今期予想・概況・目標再設定・600円台に押せば天与買い場)1/11(売り場探し・買い場は750~730円か700円前後)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①750~780円(25週線回復・レシオ13倍)②840~850円(レシオ14倍)③900~920円(レシオ15倍強・1月年初高値906円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①920~940円(17年高値935円・今期EPS67円予想しレシオ14倍)②1000円(今期EPS67円予想しレシオ15倍)】は微修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①700~720円(レシオ12倍・50週線回復)②780~800円(レシオ13倍強・週足最後の抵抗線抜け)③840~850円(レシオ14倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①850円(レシオ14倍強)②900~920円(レシオ15倍強・17年高値935円)】とし、月次の売上が前年同月比で100%以上(増収継続)を確認して最大目標を引き上げて強気に修正する方針とします。SP。