6101 ツガミ(東1) 1003円 -10円
こういう反応を見るとまだまだ相場は不安定で健全化には程遠いのだと思われされてしまいます。ただ冷静に考えると、市場が心配しているほどに半導体・有機EL・電子部品・機械関連の業績は悪くないことを示唆しているとも思います。問題は市場がいつこれらハイテク株関連株に見直しの買いを本格的に入れ始めるかのタイミング待ちと言えると思います。本日お昼に第2四半期だけ上方修正しました。売上335→351億円(前期273億円)、営業益46→55.2億円(前期33.4億円)、経常45→54.8億円(前期29.6億円)、純益25→30.9億円(前期22.9億円)、一株純益47円→58円に修正。ちなみに第2四半期比較で過去最高益だったもののを更に上積みした格好になっています。文句なし。国内外ともに堅調だっとコメント。これで、最高益更新の3月通期予想の売上615億円、営業益80億円、経常78億円、純益43億円、一株純益81円の達成はほぼ確実になったはずです。来期が減収減益になることを心配と言っても半年も先の話です。来年の話は鬼が笑うくらいに割り切りって、本来ならこの足元の堅調な業績こそまずは評価すべきです。来期のことは高くなってから心配すればよいはずです。ただ同社の場合は成長株区分です。売上610億円に対して時価総額は551億円。レシオは12倍。成長期待(モメンタム)で買わる側面が強い株です。この点を考えると反転開始が他の株より一拍反転開始が遅れる可能性もあります。下値は1000~900円と考え、1000円割れは打診買い程度。本格買いは25週線13週線5週線の集中する1100円回復から行うようにして下さい。また市場は第2四半期の内容を用心のために確認したがっているのでしょう。もしそうなら月末の第2四半期発表後から反転のタイミングを市場は探し始めるのかもしれません。8/24(中国市場から安定した受注継続の可能性大)7/30(文句なしの第1四半期・概況・地域別セグメント状況・目標据置)7/11(日本工作機械工業会発表6月工作機械受注速報11.4%増と高水準維持・自社株買い・資料/売上損益&売上内訳&今期予想)6/15(買い推奨開始・世界トップの高精度と高速、高剛性を有した自動旋盤企業・文句なし通期・4期ぶり最高益更新の予定・セグメント状況・目標設定・岩井コスモ目標株価1400円)。目標株価Ⅰ【短期目標①1200~1250円(レシオ15倍)②1350~1400円(レシオ17倍・25週線回復)③1500円(レシオ18倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1500~1550円(レシオ19倍)②1650円(レシオ20倍)】。SP。