7516 コーナン商事(東1) 2701円 -18円

7516 コーナン商事(東1) 2701円 -18円

第2四半期を発表。売上4%増1687億円、営業益4%増107億円、経常0%減97億円、純益14%減51億円、一株純益149円で着地。まずまずの第2四半期。なれど、会社想定から下方での着地です。営業益は会社予想の108億円から1億円の違いに過ぎませんが、経常は4億円、純益も5億円下方で着地。会社予想の未達を理由に週明けは一旦押すかもしれません。しかし、押せば強気買いの方針で良いでしょう。損益計算書を見ても、販売費等が前期比で30億円も増加しています。これは新規出店や改装費用など先行投資がかさんでいるため。30億円のコスト増で前期比並なら上々です。また経常以下は前期比で減益ですが、これも営業外費用が前期比で減少したためと減損処理23億円を計上したため。そして何より、台風の相次ぐ到来などの天候不順の重なる消費低迷期のこの時期にこの数字で着地できたことは上々です。それにです。第1四半期の営業益は48億円9%減、経常は41億円17%減。大幅減益でスタートした第1四半期から文句なしに挽回しています。第2四半期期間の営業益は59億円、経常は56億円です。前期の第2四半期期間は営業益50億円、経常47億円。第2四半期期間(6~8月)だけを比べれば、前期比で営業益経常ともに約10億円近くの増益で着地したことになります。ゆえに、2月通期予想の売上3237億円、営業益6%増185億円、経常5%増170億円、純益1%増102億円、一株純益295円の達成はほぼ確実のはず。それどころか、オリンピック開催やその前の即位の大礼などの一連の歴史的イベントを前にして、第3四半期第4四半期は例年以上に好調と予想。つまり上方修正する可能性が高いと考えます。一株純資産は3170円に拡大。店舗状況は、ホームセンターコーナン4店舗、コーナンプロ8店舗出店し、2店舗を閉鎖して総数は346店舗を展開。週明けは押せば200日線75日線の2600円前後を強気買いとします。小動きならそのまま打診買いして、2600円接近する場面と2800円回復で強気追加買い。2800円を早々回復するようならそのまま強気買い再開とします。9/14(目標修正)9/8(8月月次売上文句なし)8/24(7月月次売上・日産とカーシェアリング)7/11(低調な数字大幅安・しかし内容充実の第1四半期・概況・関西の災害の特需も・目標微修正)6/16(5月月次・第2次中期経営計画概要)4/28(九州のホームセンターと資本業務提携し九州進出の足掛かり・目標修正)4/24(目標修正)4/17(店舗状況)4/12(文句なしの2月通期・2期連続最高益更新の今期予想・概況・目標修正)4/4(小田急から買収のHSフル寄与で増収増益)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①2950~3050円(レシオ10倍・一株純資産3100円・4月上場来2956円更新)②3250円(レシオ11倍)③3500~3550円(レシオ12倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3550~3600円(レシオ12倍強)】は微修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①2950~3050円(レシオ10倍・一株純資産3100円・4月上場来2956円更新)②3250円(レシオ11倍)③3500~3600円(レシオ12倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3600~3650円(今期純益105億円EPS304円予想しレシオ12倍)②3950~4000円(今期純益105億円EPS304円予想しレシオ13倍)】とします。SP。