日経平均 22440円 -149円
世界的な株安の動きができると日本市場は毎度のことながら反転開始となるのが他の市場と比べて遅くなります。下げを誘発した市場よりも遅くなることもままあります。今回の場合は米国市場。この米国市場が反転しても、日経平均の反転は一拍おいてからになるのかも。ただ昨日予想の通り、日経平均は50週線22500円前後で下値を確認する動きになってはいます。米国市場が今夜以降に大きな下落を見せないなら、この22500円前後で底値確認と底値固めを行い、ゆるゆる反転すると考えます。ただし、もし、本当にモメンタム投資からバリュー投資や業績相場に市場が移行したとなれば、一気に先週の年初来高値24448円を更新に向かうのではなく、しばらく23000円前後の小動き収れん推移して、高値更新は年明け以降になるのではとも考えます。いずれにしても大事なことは、日経平均が空中戦で大きく乱高下することではなく、地に足のついた動きになってくれることです。落ち着いた動きになってくれれば個別株に実需買いが入る理想的な相場環境になってくれるものと考えています。