8095 イワキ(東1) 598円 -8円

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引け後に第3四半期を発表。売上4%増441億円、営業益19%増14.1億円、経常14%増15億円、純益20%増10.2億円、一株純益31円で着地。文句なし。これで11月通期予想売上590億円、営業益16億円、経常17.2億円、純益11.8億円、一株純益36円は上方修正することになると思われます。一株純資産は580円。配当は3円増配の10円50銭の予定。セグメント状況は・・・・①医薬・FC事業→医薬品原料分野は、原材料価格の上昇などのマイナス要因が多数存在する中で、地道な施策を講じた成果で、解熱鎮痛剤・ビタミン剤原料・米国向け血管収縮剤原料などの販売が伸長。新薬メーカー向けに中間体の新規採用で販売増。営業益も原価は上昇しても電子機能性材料の受託事業がけん引して堅調で着地。また医薬品分野も外皮用剤販売好調。抗真菌剤や副腎皮質ホルモン剤など伸長。営業益も販売増と基礎医薬品指定を受けて大幅に慎重。全体は売上1%増161億円、営業益1%増11.7億円。②HBC事業→機能性食品原料は横ばい。化粧品原料はインバウンド需要で好調。一般用医薬品もインバウンド需要と海外向けで好調。通販化粧品は売上堅調で営業益も好調と。全体で売上6%増183億円、営業益1.2億円(前期は0.06億円赤字)。③化学品事業→表面処理薬品分野は日立化成からの買収もあり、プリント配線板向け薬品や半導体関連薬品が伸長し好調。表面処理設備分野も売上目標は下回ったものの営業益は国内外とも好調。売上10%増49億円、営業益1億円(前期比9倍)。④食品事業→売上7%増32億円、営業益0.1億円赤字(前期は0.07億円赤字)。⑤感想→セグメント①~③まで文句なし。ほぼ満点のセグメント内容と言えるでしょう。問題は値位置。先週年初来高値644円を付けたばかり。材料出尽くしで下げる可能性があるから月曜の動きは注意。押すようなら550~530円で強気買いとします。小動きかこのまま強がるようなら小さくそのまま買い場探しをして、644円更新でまだ強気買いとします。9/25(少し慎重に・目標修正)9/21(目標修正)9/20(目標修正)7/24(目標修正)7/17(目標修正)7/12(上々の第2四半期・概況・セグメント状況と感想・目標再設定)10/12(売り場探し開始・文句なし第3四半期・概況・セグメント状況)10/11(慎重な投資姿勢に転換・目標修正)7/28(早々11月通期上方修正・目標修正)7/14(上々の第2四半期・すでに上方修正発表済み・概況・セグメント状況・目標修正)7/10(ここから買い場探し慎重に・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①650円(レシオ18倍)②700円(レシオ約20倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①700~720円(今期EPS40円予想しレシオ18倍)】は修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①645~650円(10月高値644円・今期純益14億円EPS43円予想しレシオ15倍)②690円(今期純益14億円EPS43円予想しレシオ16倍)③730~750円(今期純益14億円EPS43円予想しレシオ17倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①750~770円(今期純益14億円EPS43円予想しレシオ18倍・96年高値786円)】とします。通期を確認して再設定します。SP。