4577 ダイト(東1) 3295円 -75円
第1四半期を発表。好スタート成功です。売上0%増97億円、営業益17%増10.9億円、経常17%増11.4億円、純益15%増7.7億円、一株純益62円で着地しました。景気が踊り場となっている6~8月にこの数字で着地できた意味合いは大きく、5月通期予想の売上2%増408億円、営業益3%増43億円、経常2%増43.5億円、純益1%増31億円、一株純益247円に対してかすかに上方修正期待が浮上し始めたと判断して良いと考えます。一株純資産は2320円。経営成績に関する説明を読むと・・・・後発医薬品の普及に伴う競争の激化と薬価改定のマイナスの影響を受けて、同社としても一層の経営の効率化を求められているとコメント。このような状況下で、昨年10月に始めた高薬理固形製剤の製造棟となる第八製剤棟が今11月に完成して稼働するとコメント。その稼働を前に、この第1四半期は、原薬では血圧降下剤や消炎鎮痛などの原薬は好調なものの、医療現場全体の薬剤使用の適正化の流れをうけて売上は1%減の53億円。製剤は自社開発のジェネリック医薬品が堅調で売上3%増の43億円。健康食品は9%増の0.7億円と。まずまず。売上は前期比並みで安定的ながら経営効率化のたまものとして増益を獲得できたと判断。このまま強気買いと言いたいところですが、レシオは13.3倍です。好スタート第1四半期ながらインパクト不足を理由にして7月安値2973円に向けて押し目を作る可能性もあります。ゆえに明日は市場の反応を確認してから買い場探しを検討するように押すようなら3000±50円で強気買いとします。押さずに小動きからまだ方向感なしとして打診買い程度。3500円以上で引ければ年初来高値4455円にトライと考えそこで強気買いとします。9/20(イワキに続け)7/30(目標修正)7/14(地味ながら6期連続最高益更新の予想・前期の概況紹介・目標再設定)1/15(好決算発表で3550円まで上げても引き続き3000円以上は売り場探し継続)7/19(3000円から引き続き売り場探し)7/18(3000円乗せから売り場探し・目標修正)7/12(上々の5月通期・概況/経営成績に関する分析・目標修正)6/23(目標修正)6/22(山本化学不祥事で)6/1(第3四半期概況・目標修正)4/15(文句なし第3四半期・概況/経営成績に関する説明・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①3700円(レシオ15倍・週足完全陽転)②3950~4000円(レシオ16倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①4000円(レシオ16倍)】はこのまま据え置きとします。もう少し強めの上方修正期待が浮上できれば18年上場来高値4455円にまで最大目標を引き上げる方針とします。SP。