8923 トーセイ(東1) 1078円 -35円
何が不満なのか、どうしようもありません。第3四半期を発表。文句なし。売上7%増453億円、営業益14%増103億円、税引前純益15%増98億円、純益15%増66億円、一株純益137円で着地しました。11月通期予想は売上678億円、営業益11%増109億円、税引前純益10%増100億円、純益8%増67億円、一株純益138円。どこのバカがどう考えても11月通期の上方修正は確実。なのに下げで反応。本当にどうしようもない市場環境です。いやになります。セグメント状況は・・・・①不動産流動化→31棟のバリューアップ物件を販売し、17戸のリフォーム物件販売。仕入は収益オフィスビルやマンションを35棟、土地を10件を購入。売上17%減243億円、セグメント益5%減68.9億円。②不動産開発→新築分譲マンション87戸販売。69戸の新築戸建住宅販売。そのほかに商業施設1件と土地を8件販売。仕入はマンション開発用地1件とホテル開発用地1件と物流施設開発用地1件と46戸分戸建住宅開発用地を購入。売上3.2倍の113億円、セグメント益15億円(前期は赤字)。③賃貸→売上44億円、セグメント益19.2億円。④不動産ファンド&コンサルティング→アセットマネジメント受託資産残高は物件売却で295億円減少したものの、新たな受託を1256億円増加したので6482億円に拡大。売上11%減18億円、セグメント益14%減の9.2億円。⑤管理→管理棟数はオフィスビルや学校が393棟、マンションが274棟で、合計667棟。売上30億円、セグメント益3.9億円。⑥感想→減収減益のセグメントもあるものの、売上計上時期などの季節性もあるからあまり気にすることもないでしょう。総合的に考えて、ほぼ満点。すべてのセグメントが順調に拡大成長中です。また9月のニュースリリースを見ても事業がいかに順調なのかが一目瞭然。①韓国の不動産投資を行う会社に出資を発表して、韓国仁川空港近隣エリアでの物流施設開発に参加するとのこと。②同社の子会社がリアルエステート評価において5段階評価の上から2番目の高評価となる「グリーン スター」評価を獲得したと。③自社運営ホテル第2弾の「トーセイホテル ココ上野」の予約受付開始と。順調そのもの。上方修正必至の状態でありながらレシオはまだ7.7倍。潜在的なレシオは6倍台と考えて良いでしょう。PBRは概ね1倍。これだけ文句なしなのに9月安値967円に向けて2番底確認。下値はこの75日線25日線付近の1070~1100円と考え、打診買い程度か様子見で。下値は堅いから本格買いを1150円から開始とし、日足の最後の抵抗線1200円及び50週線1210円回復で心おきなく強気買い開始とします。9/19(第2四半期資料/ハイライト&不動産流動化事業&不動産開発事業&仕入状況&賃貸事業&不動産ファンド&コンサルティング事業&感想)7/5(通期達成に向けて申し分なし文句なし第2四半期・概況とセグメント状況と感想・目標修正)4/10(三菱UFJモルガン目標株価1800円に)4/6(1200円値固め後反転予想)4/5(サプライズスタート第1四半期・概況・セグメント状況感想・上方修正期待浮上・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1200~1250円(レシオ9倍)②1350~1400円(レシオ10倍・最後抵抗線抜け)③1500円(レシオ11倍・4月年初高値1529円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1500~1550円(年初高値1529円)②1550~1600円(今期EPS180円予想しレシオ9倍)②1750~1800円(今期EPS180円予想しレシオ10倍)】はこのまま据え置きとし、上方修正発表してから修正する方針とします。SP。