6469 放電精密(JQ) 1771円 +51円

6469 放電精密(JQ) 1771円 +51円

金属放電加工とアルミ押出金型、セラミックスハニカム押出金型で国内トップの企業です。放電加工表明処理関連事業では通常のワイヤーカットや電解加工などだけでなく、独自の耐熱防食技術を活かしてロケット関連部品やガスタービン関連部品、燃料電池関連部品などの受託加工や航空エンジン部品の製造を行うまでに事業領域が急拡大しています。金型はアルミサッシなどの押出用金型や自動車排ガス浄化用のセラミックスハニカム用などを製造。また高い技術に裏打ちされて高精度デジタルサーボプレスなど工作機械メーカーも真っ青の自社プレス機も開発して販売しています。更に独自の技術を磨き、完全クロムフリー塗料や曲孔放電加工などの技術を開発して圧倒的存在に進化中。その同社が第2四半期発表。売上15%増57億円、営業益10倍の3.7億円、経常6.6倍の4.2億円、純益9倍の2.9億円、一株純益40円で着地。数字は低いもののサプライズです。この着地で、2月通期予想の売上10%増117億円、営業益2.4倍の9.5億円、経常2.1倍の10億円、純益86%増6.6億円、一株純益91円の達成は確実と考えます。セグメント状況を・・・・①放電加工表面処理→航空機エンジン部品の圧縮機や燃焼器部品の売上増。環境エネルギー関連部品の(ガスタービンや燃料電池)も売上増。成田の爆発事故の影響のコスト高も解消に向かい始め売上17%増25億円、営業益0.4億円(前期は1.6億円赤字)。②金型→売上7%増21億円、営業益18%増6.2億円。③機械装置→交通輸送関連のプレス部品加工が減収となったものの、デジタルサーボプレスなど自社製品の売上好調。売上29%増10億円、営業益2.3倍の1.3億円。④感想→主力の放電加工表面処理事業のセグメント益がまだ小さいものの、今後急激に利益率が上昇を始めると考えます。金型事業の営業利益率29%までは無理でも10~20%近くに上昇すつと予想しています。すると放電加工表面処理事業が通期50~60億円程度の売上を獲得すると仮定すると営業益は5~6億円ないしそれ以上を獲得できると予想します。すると、通期の影響は今期は無理でも来期は更にサプライズになると予想します。ゆえに、現状ですでにレシオ19倍でPBRも1.8倍前後なれど、買い推奨を再開します。明日からこのまま強気買いとします。もしハピネットのように押せば1650~1700円を下値と考え1700円割れを強気買いとします。目標株価Ⅰ【短期目標①1950~2000円(5月年初来高値1984円・レシオ22倍)②2150~2200円(レシオ24倍)③2300円(レシオ25倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2300~2400円(今期ないし来期純益8億円EPS110円予想しレシオ22倍)②2500~2600円円(今期ないし来期純益8億円EPS110円予想しレシオ23倍強・01年上場来2470円更新)】とします。SP。