3321 ミタチ産業(東1) 905円 +10円

3321 ミタチ産業(東1) 905円 +10円

明日コメントすることがなくなってしまうので明日掲載しようと思いましたが、強気買い推奨の株ゆえに本日コメントいたします。早々と本日第1四半期発表しました。下記の同社株のコメントを参照してください。第1四半期は減益で着地することが有力だけれども、第2四半期に対しては上方修正期待を浮上させて終える可能性が高いと申し上げました。ほぼ予想した通りの第1四半期となりました。売上8%増99億円、営業益27%減3.3億円、経常20%減3.8億円、純益24%減2.7億円、一株純益35円で着地。減益ではあるものの、第2四半期予想のそれぞれ、190億円、5億円、5.3億円、3.8億円、48円に対しては強く上方修正期待を浮上させて着地することに成功しました。しかもセグメント状況を読むとひょっとした可能性もあったことがうかがえます。経営成績に関する説明及びセグメント状況を読むと・・・・自動車分野に関しては車載機器関連半導体・電子部品・設備販売及びEMSが引き続き全般的に堅調に推移して増収を確保。民生品は横ばい。アミューズメント分野は生産及び売上計上が後ろ倒し(期ずれ)したために減少したとコメント。セグメント状況は、国内事業は車載関連好調ながら工作機械向けが減少して売上6%減の64億円、セグメント益12%減3.2億円。海外事業はアミューズメント分野の生産が後ろ倒しとなり売上は11%減の34億円でセグメント益32%減の1.5億円。このセグメント状況などを勘案すると、もしアミューズメント分野の生産が第1四半期に開始となっていれば、海外事業の減収率は国内事業と同じ10%台かあるいは前期比並だったかもしれません。そうすると、海外事業のセグメント益少なくとも0.5~0.7億円程度増加して着地できたと思います。もしそうなら営業益は3.8~4.0億円で経常は4.3~4.5億円程度で着地した可能性が大となります。すると、絶好調の前期営業益4.6億円、経常4.7億円、純益3.6億円、一株純益50円に対して遜色ない数字で第1を終えることができた可能性が大ということになります。またこの第1四半期の短信の内容からすると第2四半期売上も会社予想の190億円から上振れて200億円前後で着地すると予想します。するとざっと予想してみると、第2四半期は増益転換は無理ながら、減益率は10~20%程度で着地することになるのではと予想します。すると減益率を15%前後と想定すると第2四半期営業益は7.7億円前後、経常8億円前後で着地すると予想します。すると第2四半期における会社予想からのプラスかい離は営業益経常ともに2.7億円となります。ゆえに、通期予想の営業益10.5億円、経常11.1億円にそれぞれ2.7億円を足すと、それぞれ13.2億円、13.8億円となります。前期の最高益の営業益14億円、経常14億円、純益9.3億円に対して、第2四半期時点で大幅に減益幅を縮めることに成功して、第3四半期以降には増益転換の可能性が強くなり連続最高益更新期待が強く浮上してくれることになると予想します。あるいは第3四半期で上方修正して最高益更新に上方修正する可能性も考えておきます。ただし、税負担が今期は軽減するために、純益だけは第1四半期の時点で連続最高益更新する可能性がすでに浮上に成功したと判断して良いでしょう。減益なれど良い第1四半期でした。もし押すようなら25日線870~880円を強気買いとします。無反応で小動きからそのまま静かに買い場探し。今日の高値915円を抜くようなら反転開始と考え心もち強気買いし、8月高値25週線回復の858円から心おきなく強気買いに転換することとします。目標株価Ⅰ【短期目標①1050~1100円(新株予約権行使された価格1077円・13週線回復・日足完全陽転・一株純資産約1060円)②1200~1250円(レシオ12倍強)③1350~1400円(レシオ13倍強・200日線50週線回復・週足陽転)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1400~1500円(レシオ14倍強・4/2大商い高値1483円・今期EPS前期並み125円想定しレシオ12倍)②1600~1620円(今期EPS前期並み125円予想しレシオ13倍)③1700~1750円(今期EPS前期並み125円予想しレシオ14倍)】は微修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1100~1150円(週足陽転・レシオ11倍強)②1250~1300円(50週線回復・レシオ13倍)③1450~1500円(レシオ15倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1500円(今期純益9億円強EPS115円予想しレシオ13倍強)②1600~1620円(今期純益9億円強EPS115円予想しレシオ14倍)③1720~1750円(今期純益9億円強EPS115円予想しレシオ15倍)】とし、第2四半期以降を確認し最高益更新を確信した時点で18年上場来高値2195円前後に最大目標を引き下げて再設定する方針とします。SP。前場のコメントを読み直してください。