8291 日産東京HD(東1) 359円 -7円
子に親にも追い風が吹いているのに、その親の経営陣が危機意識薄く体たらく。日産自動車のことです。不正問題のマイナスのイメージをいまだに引きずっています。権力は腐敗するのたとえ通りです。あまりにゴーン政権が長いために、安倍政権と同じで対して能力もないのに取り入るのだけうまい人物が経営の中枢に抜擢されて、経営がうまく機能していないように思います。それに引き換えトヨタの地道なこと。うらやましいくらいです。ちなみに大して能力もない人が経営の中枢にと言うのは西川社長のこと。日産自動車への悪態はこれくらいにして、親は体たらくでも子はしっかりとしています。堅実経営そのもの。同社の地道な経営努力姿勢は体たらくの親ではなくライバルのトヨタ自動車の販社に匹敵する地道な堅実さ。すでにコメント済みの通り、第1四半期はほぼサプライズスタート。リーフ、ノート、セレナの好調な販売状況をしっかりととらえて文句なしの第1四半期で着地しています。第2四半期予想の開示はないものの、前第2四半期の売上735億円、営業益17.6億円、経常14.6億円、純益8.3億円をわずかに上回る数字で着地できると予想します。その着地で、通期予想に対しての(前期比並に予想数字)上方修正及び大幅増益転換への期待が浮上すると予想します。また同社にも追い風が。東京都は2019年度(来年度)から都内在住の個人を対象に電気自動車の購入補助(最低20万円から)を行うと発表しました。同社は都内が販売基盤。来期この追い風とオリンピック開催目前などの消費効果で大幅に増収増益のサプライズ決算発表を目にすることになれると予想します。株価は短い陽線の7本重ねて75日線回復しています。その75日線351円を下値のサポートにし一昨日高値368円から調整。しかし売りモノが無いから350円まで下げることもなく360円前後で反転再開の準備に入りと予想。明日から、新規もナンピンも心もち強気買い開始とします。そして25週線366円及び今週高値368円を抜け370円以上で引ければ戻り開始と判断して完全に強気買いとします。また50週線387円と8月高値395円を抜き切れば、心おきなく強気買いに転換することとします。8/2(想定外の好スタート第1四半期・概況とセグメント状況と感想・目標修正)7/6(日産ノート48年ぶりに国内販売上期トップ・セレナミニバン分野でトップ・今期予想をおさらい・第1四半期は低調スタートでも)5/17(少し上振れて通期着地・地味な今期予想・概況・6月後半か7月から買い場探し再開・350円前後の押し目で買い場探し・目標修正)4/25(日産自動車2026年3月期めどに国内販売の電気自動車販売比率5割以上に)4/3(自動車メーカー販社改革開始・会社説明会資料解説/グループ概要&業績&業績(財務)&強み&中期経営計画&感想)3/27(不明検査問題無事通過)3/22(目標修正)3/19(想定外早めの上昇)3/13(第3四半期再度解説/販売自粛でこの数字立派・通期達成確実視・セグメント状況/自動車関連&情報システム関連&感想・2月月次自動車販売ランキング/日産ノート1月2月と販売台数トップ・日産と三菱自統合深化・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①420~430円(レシオ12倍)②470円(レシオ13倍・17年高値485円)③530~540円(レシオ15倍・13年高値521円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①540円(今期純益30億円EPS45円予想しレシオ12倍)②585~600円(今期純益30億円EPS45円予想しレシオ13倍・一株純資産600円)】。第2四半期確認後に再設定する予定です。SP。