2162 nms(JQ) 653円 -12円

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今日の日経新聞の一面にあるように中国政府は再び関税の引き下げを発表。本来なら、これをきっかけにして中国関連株の見直しの動き(引き下げたのは機械や紙、紡績、建設資材と一部ですが)が出てても良いのですが。下記のエノモトと同じ事が同社にも言えます。米中貿易戦争の激化でチャイナプラスワンを構築済みの企業は、悪影響を最小限に抑制できるだけでなく、受注拡大の恩恵に浴するような企業が出て来てもおかしくないと考えています。ならばです。同社こそは人材サービス企業やEMS企業の中で、規模は小さいもののアジア各国に満遍なく拠点を展開する稀有な企業と言えると思います。海外のネットワークを列挙すると、中国、香港、ベトナム、マレーシア、タイ、カンボジア、ラオス、フィリピンに拠点を設け、製造拠点にあたるTKR社、志摩電子、PST3社の拠点はマレーシア、中国、フィリピンに設置して、持分法でベトナムに建設中のはずです。人材サービスと製造サービスを合わせてこのアジア域内の拠点数はなんと22拠点にもなります。この地道に取り組んで来たこのアジアのネットワークがこれから他社との差別化と優位性を発揮して、同社の成長拡大のエンジンになるものと考えます。そして、この米中貿易戦争のおかげでその差別化や優位性が早めに効果を発揮することになったと考えます。その効果は早ければ今期中に数字として表れると期待しています。ちなみに減益予想の第2四半期は上方修正することになると思います。ただし、その際に通期まで上方修正するかどうかはまだ不明ですが。月末中間期末の換金売りは出ていると思いますが下ブレは拒否。来週に昨日の高値682円を抜くと25日線決別開始のサインとなり8月高値757円抜く動きになるはずです。また来週には、今683円の25週線が680円近辺に下がるはず。その点でも682円を抜くことが25週線回復の完全ボトム離脱&反転サインの点灯となるはず。ここは心もち強気買いとし、9/25のコメント通り来週以降に682円を抜いて引けてから戻り開始と考え強気買いに転じるようにしてみてください。9/21(ボチボチ新株予約権行使開始と転換行使相場を期待)9/19(外国人労働者受け入れ拡大は同社に追い風)9/7(三井アセット保有株比率8.63%に拡大)9/4(OA機器向け電源需要回復の予想・二次電池パックの用途拡大を予想)9/3(農業分野への人材サービス進出準備)8/23(新株予約権の部分行使は禁止/108万株が近々一括行使される可能性を予想/電池パック量産化前倒しで設備投資資金需要)8/9(上々の第1四半期・第2四半期上方修正期待浮上・セグメント状況と感想・目標据置)7/23(第1四半期は低調スタートが恒例ですが・子会社配当金ニュースリリース)7/18(リチウムイオン二次電池パック日産のキャンピングカーに供給/幅広い分野に供給の可能性・フィスコ社決算レポート第二弾/今期の見通し&中期経営計画の解説)7/15(第1四半期を予想・新株予約権は実質第三者割当増資ゆえ転換開始のニュースで株価上昇可能性大と予想)7/9(電池パック事業は有望)7/5(人材サービスの地産地消のビジネスモデルを構築)6/27(フィスコ社調査レポート/変化を好機に攻めの施策で成長基盤を構築/新中期経営計画&今期は成長基盤構築)6/26(新株予約権の下限行使537円を意識し底確認の動きか・アジアの人材サービスソリューション企業進化に挑戦)6/19(スマホ修理事業を全国展開へ・高い評価のフィスコ社レポートが・深押しで目標微修正)6/8(アウトソーシングも昨年新株予約権発行し17~18年に株価3倍に・今後それを同社に期待)5/29(6/4の新株予約権発行後から)5/21(新株予約権スキームに関してのIR/特徴などを説明・やはり第三者割当増資に近いスキーム)5/18(第三者割当増資に近い新株予約権)5/17(自己株活用の新株予約権発行し成長原資確保へ・前期ハイライト紹介/①~⑤・セグメント状況と感想)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①830~850円(レシオ13倍・25週線)②950~970円(レシオ15倍)③1050~1100円(レシオ17倍・17年上場来1115円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1100~1150円(上場来1115円更新・今期EPS70円予想しレシオ16倍強)②1250円(今期EPS70円予想しレシオ18倍)③1350~1400円(今期EPS70円予想しレシオ20倍)】。SP。