2384 ＳＢＳＨＤ（東１） 1601円 ＋11円
楽天とアマゾンは創業の時期はほぼ同じ時期だだそうです。なのに今やこの違い。それについてどこかの経済誌が解説していました。その要旨は、物流ノウハウの違いとのこと。アマゾンの小田原の物流施設たった１つで楽天すべての物流施設の規模に匹敵するとのことです。アマゾンが構築したこの巨大な物流ネットワークと高度なノウハウがアマゾンの巨大化の源泉とのこと。このアマゾンの戦略に対抗すべく楽天もこの物流ネットワークとノウハウの構築を始めた模様です。そこでハタと思いだしたのが同社。楽天もアマゾンのようにＩＴを活用した配送事業を強化しています。その楽天の配送を受託したのが同社です。試しに楽天市場で商品を買うと商品の追跡システム上には同社の子会社名が登場します。受注は好調でしょう。また同社は比較的高コスト体質ですが、その高コストを規模や受注の拡大の増収でリカバーしながら、あるいは物流関連の不動産流動化事業の利益でリカバーしながら増益を続けて行くことが今後もできると考えます。ちなみに高コストの理由は決して後ろ向き理由ではありません。ワールドＨＤなどと同じで、社員待遇の改善など経営陣は会社を社会の公器とみなしているからコスト高。今日も第3次の中期環境計画を公表しています。ＣＯ2排出量の抑制や資源循環の促進などなど細かな数値目標を打ち出していました。これも公器と考えてのもの。こういう会社は息の長い成長と拡大を続けることができると思います。このまま静かに上場来1943円更新に向かうと考え、静かな強気買いをまだまだ継続とします。9/20（目標修正）9/10（目標修正）8/28（リコーロジスティックス買収で）8/22（通期営業益上方修正評価・上々の第2四半期・概況/経営成績に関する説明・セグメント状況と感想・目標修正）6/7（三温物流センター完成）6/1（まずまずの第1四半期・経営成績の概要・セグメント状況・業績予想に関する説明・リコーロジスティックスの買収・再度海外進出の準備・目標修正）2/24（12月通期・概要やセグメント内容・目標再設定）検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1650～1700円（レシオ17倍）②1800円（レシオ18倍）③1900円（レシオ19倍）】～ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1900円～2000円（今期正味純益50億円EPS125円予想しレシオ16倍・05年上場来1943円更新）】。リコーロジスティックス買収による業績拡大を確認して再設定する方針。ＳＰ。