6312 フロイント産業(JQ) 956円 +10円
第1四半期は増収増益で上々のスタートでした。しかし株価は買い手不在のまま安値圏で這いずり回っています。ボトム離脱するには4月以降何度もトライして抜くことができなかった(引けで)25週線(984円)を回復することが必要です。その25週線回復してボトム離脱&上げサイン点灯しそうなだから来週から本格的に買い場探し開始とします。25週線回復の1000円回復で引ければそのまま新規もナンピンも完全に強気買い開始とします。8/1(目標修正)7/9(買い推奨開始・上々の第1四半期で文句なし・概況・上方修正期待浮上・中期経営計画取り組み・セグメント状況と感想・受注残増加がこれからの課題・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①1040~1050円(レシオ13倍)②1100~1120円(レシオ14倍)③1200~1250円(レシオ15倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1250~1280円(レシオ16倍)③1350~1380円(レシオ17倍)】。第2四半期確認後に再設定する方針(上方修正する可能性もあるから)。SP。第1四半期をおさらいすると、機械部門は増収減益。売上7%増の34億円ですがセグメント益は14%減の2.7億円でした。減益の理由は米国事業の模様です。国内をメインとする造粒コーティング装置類は大型案件も寄与して増収増益。しかし米国事業は元来がスロースペースでの立ち上がりで減収減益とのこと。またその米国子会社は下期からの回復を会社は予想している模様です。減益でも警戒する必要はないと思います。また、後発医薬品の普及が頭打ちになりそうなために医薬品向けの造粒コーティング装置の需要が減速するのではと警戒感もありますが、機能性健康食品や新薬メーカーなど向けに受注は底堅く推移できると思います。また市場ニーズが強いと判断して新製品の開発を当期の課題としています。更に同社もリチウムイオン電池などの新素材向けの産業用機械分野への進出を今期の課題ともしています。徐々に手がかり材料として浮上して来ることでしょう。化成品部門は好調そのもの。医薬品添加剤、食品品質保持剤が好調で増収増益。売上11%増14億円、セグメント益32%増2.5億円。第2四半期の予想開示はないものの前期の売上97億円、営業益10.7億円、経常10.9億円、純益7.3億円、一株純益42円前後では着地できると考えます(ただし、少し減益で着地することを優勢と予想しています)。