6728 アルバック(東1) 4250円 +45円

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昨日、半導体製造装置向けの特殊ガス供給装置の開発製造会社である(6055)Jマテリアルが早々今3月期予想を上方修正。最高益更新の予想を更に上積みしました。しかし上方修正してもレシオは30倍ゆえに私には買い推奨できませんが。上方修正した理由を、半導体メーカーの設備投資が順調で売上が上振れするからとのこと。やはり半導体装置関連等の受注は底堅いはずです。ならばフェローテックや同社の業績も好調のはず。同社もフェローテック株と同じで、買い残が増加はしたもののフェローテックのように激増したわけではありません。当然世界的企業ゆえに上げには出来高が必要ですが、出来高を伴いながら来週からボトム離脱に完全に成功し反転サイン点灯させてくれるかもしれません。今日75日線にタッチ。来週から新規もナンピンも心もち強気買い開始とします。また8月高値4680円を抜き、6月の週足のマド4695円及び25週線4800円前後を回復すれば50週線6000円への戻り開始と判断して強気買いに転換することとします。8/30(買い推奨開始・今6月通期は4期連続の最高益更新予定・前期経営成績の概況/セグメント状況と感想・目標設定・中期経営計画数値目標変更・野村証券目標株価7304円・マッコリー証券目標株価6800円)。目標株価Ⅰ【短期目標①5000~5200円(レシオ10倍)②5700円(レシオ11倍)③6200円(レシオ12倍・50週線回復)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①6200~6300円(レシオ12倍強)②6700~7000円(レシオ13倍強・2月マド下限)】。四半期好調を確認しながら徐々に最大目標を引き上げる予定。SP。今後、6月通期の資料の解説や質疑応答などの決算関連リリースを紹介して行きますが、ざっと眺めてみて文句なしの内容です。証券アナリストが強気を維持するのも当然です。今日はそのアナリストのカバレッジを紹介しておきたいと思います。マッコリーの「強気」目標株価6800円、野村証券「買い」目標株価7304円はすでに紹介済みですが、先週はゴールドマンサックス証券が「買い」から「強い買い」に引き上げて目標株価7100円(9000円から引き下げでありますが)をカバレッジ。これら一連の証券アナリストは多分、同社の決算説明会に参加したり資料を精査したうえで強気に設定したはずです。また、このアルバック社のその資料は、有機ELパネル市場や半導体市場の先行きを明確かつ正確にとらえていると思います。半導体や有機ELなど直近で弱含みとなっても下期(同社は6月期末だから年明け以降のこと)受注や需要が回復すると定義しています。また有機ELに関しては私が下記のダイトーケミックスやエスケーエレクで指摘したようなことを語っていました。つまり、フレキシブルな有機ELの登場であらゆる製品あらゆる分野で有機ELが普及する可能性を同社も指摘していました。この未来図があるから、またそれが正しいと思うから、証券アナリストは同社株を強気推奨しているはずです。まだど底値圏でも。今後、同社のシナリオ通りに進捗するようになれば、各証券アナリストは嵩にかかって目標株価を増額し始めることでしょう。ですから時間を要しはするものの、私も徐々に最大目標を引き上げる予定でいます。資料等は来週にでチマチマと紹介して行きます。