4366 ダイトーケミックス(東2) 516円 +22円

4366 ダイトーケミックス(東2) 516円 +22円

高値529円で瞬間75日線524円を回復しました。来週以降に今日の高値529円を抜くと75日線との決別のサインとなり株価は200日線621円及び50週線633円に水準訂正をやっと始めるはずです。まだ打診買いとしますが、来週以降529円抜けの530円回復となれば心もち強気買い開始とします。新規もナンピンも。また7月大商い高値578円及び25週線573円回復の580円から強気買いに転換する予定としておきますが、578円高値はほんの瞬間の高値ゆえに、この7/26前後の三川のマド563円を埋め切る565円を抜ければ早めに新規もナンピンも強気買いに転換する方針で良いと考えます。PBRは0.5倍でレシオは7.3倍。何も材料や手がかりなくとも、この明々白々の割安顕著さだけでも十分に株価はリターンできるはずです。それにです。8/31に持分法適用関連会社の新工場建設の発表に関してのコメントを行いましたが、この新工場建設は韓国での感光性材料の需要増加に応えるためです。この感光性材料は半導体や有機ELの製造に不可欠なフォトレジスト用感光性材料であるはずです。ならば、同社の韓国工場の供給先はサムスン電子やLGエレクなのかもしれません。目先は増収減益となってはいても、これまでの大規模設備投資や研究開発費投入と、この韓国市場増収予定などを考えると、来期以降に業績(特に利益)は急激な拡大期を迎えることになれると考えます。その将来の業績拡大を早めに市場が斟酌してくれさえすれば、前期比減益でも一株純資産の1000円前後まで上昇しても全くおかしくないと考えます。やっと反転し始めるかもしれません。来週以降、530円回復→565円回復の順に強気買いに転じて行くようにしてみてください。ちなみに韓国での新工場建設には約20億円の資金を投じる予定です。全額同社自身で支出するわけではありませんが、資金は同社と合弁会社の韓国企業の増資や合弁会社の自己資金と借入金で賄うとのこと。多分資金の大半は自己資金と借入金で賄うと思いますが、それに関して、同社はこの合弁相手の韓国企業の増資に応える形で資本参加するかもしれません。もしそうなると間接的に同社はこの合弁会社を子会社化したも同然となります。堅実経営をモットーにする同社なら買収戦略も一手一手駒を進めながら順を追って行うのかもしれません。いずれとなるかはわかりませんが、いずれにしてもゆっくりとながらも業容及び業績拡大に向けて静々と歩を進めていると判断しておいて良いはずです。9/3(感光性材料需要増に対応し韓国で新工場建設/9月から開始して31年11月に完成予定)8/27(身の丈以上の設備投資や研究開発費用を投じている企業・研究開発型企業)8/2(過去の四半期ごとの利益率推移・16年度以降すべての四半期営業利益率9~10%で着地・ならば第2四半期の営業益は5.4~6.0億円で通期営業益は11.7~13億円かも)7/26(期待したものの会社想定通りの第1四半期・概況・セグメント状況・目標据置)7/20(第1四半期の着地予想・米百俵の成果は来期からを予想・今通期は最低前期並みを今は予想)6/29(目標修正)5/23(通期資料/業績概要&業績予想と減益予想の理由/前期以上の設備投資と研究開発費用投入予定/3年で34億円設備投資に投入)5/11(本来なら大幅な最高益更新のはず・米百俵の経営姿勢)5/10(上々の前期と減益予想の今期予想・過去最高水準の設備投資と研究開発費用・目標修正)4/19(東京応化IRから/画期的ナノ粒子材料の開発製造に同社成功するかも)4/18(微細化技術で東京応化とともに堅調な需要を)3/31(特損計上しても通期予想の変更なしゆえ通期予想達成を確実視)3/26(超微細化フォトレジスト世界トップ東京応化に原料供給ゆえ・深押しで目標微修正)3/15(堅実な経営姿勢等を如実に物語るCSRレポート)2/17(東京応化の半導体微細化レジスト技術を支える企業は同社・同社の感光性材料の幅広い用途紹介)2/16(感光性材料の東洋合成好決算発表・半導体レジストのトップ企業で同社顧客の東京応化好決算発表)2/8(微細化半導体レジスト関連で画期的材料発表で大化けの可能性も)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①680~700円(レシオ10倍・50週線回復)②760~770円(レシオ11倍)②830~840円(レシオ12倍・18年高値819円更新)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①840~850円(レシオ12倍)②900~910円(レシオ13倍)③980~1000円(レシオ14倍・一株純資産1000円)】。業績拡大が始まれば強気に再設定します。SP。