8699 澤田HD(JQ) 1045円 +9円

8699 澤田HD(JQ) 1045円 +9円

たった1千株ちょい。コメントするのもはばかられるものの、しかし這うようにではあれ上げて来ているから致し方なし。9月高値を更新したのでこれで一応200日線50週線と決別のサインが点灯。つまりど閑散ではあるけれど強い上げサイン点灯したということ。ど閑散のまま短い週足陽線連続させて年初来高値1185円及び17年高値1235円更新に向かい始めたと考え、ど閑散で強気買いしようにも困難を極めはするものの、それでもあえて今日から完全に強気買い開始とします。這うように静かにゆっくりとゆっくりとですが。9/7(文句なし第2四半期・概況とセグメント状況と感想・目標再設定)7/29(買い推奨開始・好スタート第1四半期・概況・セグメント状況・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①1100~1150円(今期純益45億円EPS113円予想しレシオ10倍・1月年初来高値1185円)②1250円(今期純益45億円EPS113円予想しレシオ11倍・17年高値1235円)③1350~1400円(今期純益45億円EPS113円予想しレシオ12倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1400~1450円(今期純益45億円EPS113円予想しレシオ12倍強・13年高値1440円)】。第3四半期確認して最大目標の引き上げも含めて再検討します。SP。第1四半期資料を。(1)業績・・・・モンゴル最大のハーン銀行の好調で銀行事業は営業収益7.9億円増の111億円で、営業益は9億円増の21億円と絶好調。しかし、証券事業(エイチエス証券)はトレーニング損益が減少して営業収益1.7億円減の9億円で営業益も1.8億円減の0.7億円。自己売買部門が不調ということ。多くの投資家と同じですから別段奇異でもありません。地合いが改善すればエイチエス証券の業績も回復するでしょう。外為どっとからの持分法投資利益は1.8億円。そのうち、この外為どっとを子会社化すると考えています。(2)ハーン銀行・・・・モンゴル国内に500店舗を展開するモンゴル最大のリテール銀行。スマホやアプリ、非接触カードなどEバンクサービスも拡充し、ATMの設置も進めていると。3月末時点での預金残高は18.9%増、融資残高も11.5%増と引き続き大幅な拡大を続けています。圧倒的な銀行になりそうです。財務内容も良好そのもの。堅実な融資体制です。(3)エイチエス証券・・・・新興国通貨建て債券や米国株など外国株販売を強化はしているものの、大半の投資家と同じでトレーニング運用が低調過ぎて減収減益。ただし、預かり資産は6月末時点で前期比6.5%増の3974億円と順調に拡大。過度に減収減益を気にする必要もないでしょう。(4)エイチエス債権回収・・・・売上22%増の7.4億円で営業益67%増の0.9億円。安定的。好調ですが業績寄与は軽微です。(5)外為どっとコム・・・・営業収益は18.4%増の18.8億円、営業益は64.8%増の7.5億円、経常68.4%増の8.1億円、純益62.3%増の5.4億円。ひところと比べるとその栄華の面影もないものの、競争が激しい中でこの数字は立派でしょう。業界では最大級の口座数と預かり資産を引き続き誇る会社です。口座数は3.1%増の46.2万口座、預かり資産残高は5.6%増の1193億円。そのうち同社が子会社化すると思います。もうぼちぼちかも。(6)ソリッド銀行・・・・ハーン銀行のようにはまだまだ行きません。ロシア・ウラジオストクの銀行。運用収益は8900万ルーブル、純益は3000万ルーブルの赤字。1ルーブルは1.9円前後ですから、赤字でも業績への影響はこれも軽微。(7)感想・・・・ソリッド銀行以外に、キルギスコメルツ銀行、iXITなどの赤字の会社があるものの赤字の幅は小さくソリッド銀行以上に影響軽微。まだ新規事業が収益貢献できないもどかしさはあるものの、ハーン銀行など既存事業が好調ゆえに、満点に近い事業進捗評価を付与して良いと考えます。