8890 レーサム(JQ) 1580円 +77円

8890 レーサム(JQ) 1580円 +77円

200日線回復して引けました。これでボトム離脱には成功したと思うものの、上げサイン点灯するには25週線13週線回復の1620円以上で引けること。心もち強気買い。1620円以上で引けてから完全に強気買い転換とします。同社の第1四半期は売上2.6倍の72億円、営業益7倍の9.8億円、経常11倍の10.1億円、純益7倍の6.4億円、一株純益14円。スタートダッシュに成功と考えて良いでしょう。ただし通期の上方修正期待まで浮上したわけではありません。少なくとも現状では通期予想の売上700億円、営業益158億円、経常155億円、純益100億円、一株純益219円の達成が確実と判断できることとなります。一応セグメント状況を・・・・①資産運用事業→実績としては、浜松町のガソリンスタンドビルをコンビニ入居のスタイリッシュオフィスビルにリニューアルしたり、蒲田で新型宿泊施設をテナント誘致した新築ビルの販売などを展開。そのほかに、コミュニティホステルや高度医療手術専門クリニックなどの全国展開を。売上4倍の55億円でセグメント益は前期の赤字から8.0億円の黒字に。②プロパティマネジメント事業→売上34%増の9億円でセグメント益27%増3.3億円。③サービシング事業→売上3億円でセグメント益0.1億円。関連会社を譲渡してこの事業は廃止。選択と集中へ。④その他→ゴルフ場併設リゾートやコミュニティ型ホステル運営。売上3億円でセグメント赤字0.1億円。⑤感想→主力の①②好調ゆえに文句なし。それに同社は不動産流動化事業の会社から、不動産の新たな価値創造企業に変身している模様です。単に地価などの上昇での不動産価値の上昇を狙うのでなく、積極的かつ独創的創造的付加価値を作り出して不動産価値の向上を目指す企業となっています。そこには文化の香りさえ。例えば、パリで日本の和紙を使った作品展示会を開催したり、京都にコミュニティホステルの一環として、文化交流スポット2施設を開設オープンしたり、目黒の美術館に保育園をオープンしたりと、何かと破天荒。他社との差別化とともに独創的な不動産再開発事業者としてブランド化しそうな気配となっています。ブランド化されれば、自然とその分高付加価値となり自然と収益性の向上につながるはずです。とても良い進化の形態と言えると思います。ゆえに、セグメント内容は満点です。6/11(目標修正)5/31(目標修正)5/30(通期決算概要/概況&セグメント状況&財務内容・目標修正)5/15(買い推奨再開・文句なしの前期と今期予想・概要・目標修正)1/9(1700円以上は売り場探し)1/5(慎重な投資姿勢に転換・1700円から売り場探し・目標修正)12/12(1500~1700円に突入したら慎重な投資姿勢に転換)12/6(目標修正)12/5(目標修正)11/22(一旦慎重な投資姿勢を検討は1500~1700円の突入して)11/20(目標修正)11/13(サプライズの第2四半期・通期営業益&経常100億円前後の可能性・セグメント状況・目標再設定)3/16(目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1950~2000円(5月高値1991円・レシオ9倍)②2150~2200円(レシオ10倍)③2400~2450円(レシオ11倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2450~2500円(レシオ11倍強)②2650~2700円(レシオ12倍・13年高値2572円更新)】。SP。