6789 ローランドDG(東1) 2545円 +55円
ライバルのミマキエンジと違い強い上げサイン点灯するにはまだまだ先で50週線2740円を回復することが必要です。また200日線は2700円前後に位置してもいます。真の強気買いとするためにはこの2700~2740円レンジを回復することが必要ということになります。そしてその2700~2740円に向かうには、明日以降今日の高値2568円を抜き連続した日足の陽線を見せることです。明日以降連続陽線を確認すれば心もち強気買い。2700円回復で心おきなく強気買いとします。今日は第2四半期資料の中期経営計画に関して。(1)数値目標・・・・当初は20年の売上760億円、営業益100億円を目標。また20年までにソリューションプロバイダーに転身して、その後はイノベーション集団化して持続的成長を目指す方針。今までのところ順調。(2)これまでの取り組みと成果・・・・①デジタル事業は15年から17年にかけて売上46%もアップに成功。ただしプリンター技術強化が遅延して新製品開発が想定よりも遅れているとのこと。②店頭での加飾印刷用途の提案を開始したものの、十分に成長軌道にはまだ。(3)数値目標見直し・・・・(2)の指摘を理由にして2020年目標は無理と判断して売上目標を大幅に減額して、売上460億円、営業益45億円と今期予想からわずかな増収増益予想に修正。達成可能な極めて現実的な数字と言えると思います。高い技術力を保持する同社ですから、画期的な新製品の開発などを通じて持続的成長を引き続き求めていくことになると思いますし、当初の売上760億円、営業益100億円も、後ずれすることになるものの次期の新中期経営計画の数値目標と再設定することになると考えます。ただし、やはりこの中期経営計画の数値目標が極めて現実的な目標数字ゆえに、株価はゆっくりと時間をかけながら3305円年初高値及び17年高値3390円を目指すことになると考えます。9/5(第2四半期資料/今期方針&決算サマリー&品目別売上状況&地域別売上&今期予想)9/3(同社とミマキエンジは欧州が主要市場)8/9(文句なし第2四半期・概況・セグメント状況と感想・目標据置)7/26(買い推奨開始・第2四半期上方修正・第1四半期スタートダッシュ・概況・通期上方修正期待大・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①2800円(レシオ16倍)②2950~3000円(レシオ17倍)③3150~3200円(レシオ18倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3200~3400円(今期純益25億円予想しEPS200円想定のレシオ17倍・1月年初3305円)】。SP。