2429 ワールドHD(東1) 3035円 -50円
よく下げています。不動産関連株の一連の安値更新に連動するように下げています。年初来安値こそまだ更新はしていないものの、他の大半の銘柄と同じで年初来安値を更新してはいなくても年初来安値水準に位置しています。7月安値は3100円でそれを割り込み2月年初来安値3015円に接近中です。レシオは11倍。同社の場合も先の第2四半期は上々です。確かに第2四半期はまだ減益ではあるものの、会社の想定から上振れて着地。今12月通期は上方修正期待も浮上していることになります。コメントしたい銘柄も少ないから、今日の引け後にでも本日公表の中間株主通信でも取り上げて紹介します。さて不動産関連株が売られている理由は様々だと思います。金利上昇の懸念や地価下落の懸念などが上げられると思います。事実、アナリストの一部には都内特に都心の住宅マンション価格がピークアウトして下落に転じるにではとの声が出始めています。確かのマンション価格の下落などは目先的には良いことではありませんが、マンション価格や地価の上昇率に比べて相当に伸びの低い賃金の上昇率から見ると、元来がマンション及び住宅価格は上昇し過ぎということです。これらの下落は高値で購入をあきらめていたユーザーを市場に再び回帰させることにつながり、中期的には不動産市場にとって下落は良いことのはずです。すればです。今、不動産会社で注意しなければならないのは、昨年から今年にかけての価格ピークの時に無理に仕入した高値つかみの仕入不動産が多いか少ないかだと思います。多いと、先のムゲンEのように想定販売予定代金とのかい離から大幅な下方修正を余儀なくされることになりかねません。ならばです。その心配がないとほぼ断言して良いと考えられる不動産関連は即思う浮かぶのは2社です。一つはインテリックスで一つは同社。インテリックスは前期に長期滞留物件を一掃して売却して手持ち在庫を大きく整理して、今期から地方での物件を中心に積極的に積み上げ開始する寸前の局面。高値つかみの物件の心配はないはず。同社はというと、はなから儲けが出ないとなれば仕入もしない徹底ぶりゆえに高値つかみの仕入不動産も皆無のはずです。この下落は本当に天与の買い場と言えるかもしれません。3000円まで押して来るとは私は夢にも思っていませんでしたから。買い残もなし。しこりもなし。この3000円前後は一旦新規もナンピンも強気買いとします。本格買いも強気買いも3400~3500円以上で引けることが必要ですが、来週以降に短いながらもまずは日足の陽線を連続し始めて反転の気配が出始めてから、買い場探しを検討し始めるものとします。3200円くらいを回復すると買い板無い中での真空で下げただけのためにスコンと3500円前後に戻し始めるかもしれませんし。それも含めて3000円前後は板を眺めながらコツコツと一旦強気買いで良いと考えます。8/25(第2四半期資料/予算との比較・セグメント全体総評・ファクトリー事業・テクノ事業・R&D事業・不動産事業・感想・目標修正)8/6(第2四半期上方修正で着地・概況・目標据置)7/19(不動産開発の目利き良し)7/15(第1四半期資料等/サマリーorファクトリー事業orテクノ事業orR&D事業or不動産事業or第1四半期印象)6/28(大幅減益の第1四半期スタート・概況・セグメント状況と感想・目標据置)6/22(目標修正)5/9(3300円前後で強気買い方針)5/7(想定外の低調な第1四半期・概況・押し目買い)4/2(目標修正)3/27(買い推奨再開・上値は小さく・通期概況・買収戦略で業容更に拡大へ・目標修正)2/21(通期予想・平凡な数字ゆえに押し目待ち)2/6(目標修正)1/24(目標修正)1/20(不動産事業の進捗状況・住友不動産や東京建物と大規模マンション開発・今期マンション事業の売上利益計上分大で増収増益確実視・目標修正)1/17(今期は熊本や都内2棟などマンション販売多く増収増益確実視・仙台で再び大規模タワーマンション開発へ)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①3850~3900円(25週線回復・レシオ14倍)②4200円(レシオ15倍)③4500~4600円(レシオ16倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①4600~4700円(今期ないし来期純益50億円EPS295円想定しレシオ16倍)②5000円(今期ないし来期純益50億円EPS295円想定しレシオ17倍・上場来4950円)③5300円(今期ないし来期純益50億円EPS295円想定しレシオ18倍)】。SP。深押ししていますが真空で下げたから上げも真空の中を上げると予想してこのままにしておきます。