6622 ダイヘン(東1) 569円 -9円

6622 ダイヘン(東1) 569円 -9円

年初来安値を更新。下げた理由は様々あるかもしれませんが、太陽光発電の買取価格が半減になるために太陽光発電向け変圧器の需要が減少するとか、半導体製造装置関連でもあるためにフェローテックなど一連の半導体関連株のまとめ売りの流れを受けて年初来安値を更新したとか考えることができるかもしれません。それに同社もやはり第1四半期は低調なスタート。しかしすでに解説コメントしたように低調なスタートの理由は電力関連事業の低調のためです。半導体関連事業は受注高こそ27%減の75億円ですが、営業益は4.9億円増の17.5億円の営業益。自動車の設備投資の受注が旺盛で溶接メカトロ事業は受注高1%増の107億円で営業益は0.8億円減の5.8億円と前期並み(原材料コストは上昇)。電力機器事業は太陽光発電投資の縮小のせいですでに営業益は5.7億円減の1.7億円。今後同社は太陽光発電向けから風力発電などの他の再生可能エネルギー分野の変圧器などに転換して行くことでしょう。そう考えた上でもレシオ10.2倍はやはり割安です。第1四半期の着地でも何とか前期並みの今期予想の達成は可能かと思いますから。下げ過ぎではあってもここはまだ様子見姿勢で。13週線630円回復から新規もナンピンも買い場探しを再開する方針で。またその630円に向けて日足の陽線を連続させ始めることがまずは重要。買い場探しはその連続陽線を確認してから。また当分は慎重に買い場探しをすること。半導体関連株が反転を開始しても、同社の場合太陽光発電向け変圧器需要減を警戒して600~750円レンジの下値持ち合いレンジを形成する可能性もあるから。もしそうなると反転開始は第2四半期発表を完全に確認し終えからと大きくずれ込む可能性もあるから。8/3(減益着地の第1四半期・概況・セグメント状況・目標修正)6/15(買い推奨開始・前期文句なし・地味でも上々の今期予想・概況・セグメント状況ろ受注残・目標設定・みずほ証券目標株価1000円)。目標株価Ⅰ【短期目標①720~730円(レシオ13倍)②785円(レシオ14倍)③850円(レシオ15倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①850~870円(レシオ15倍強)②950~970円(レシオ17倍)】。第2四半期確認して再設定します。SP。