9470 学研HD(東1) 5060円 -80円

9470 学研HD(東1) 5060円 -80円

高値は5440円。やっと下げ始めました。先週の2つ目のマド4800円前後を下値と考え、4800円前後を強気買いする方針で。9/6(買い推奨開始・押し目買い・介護サービス事業社買収・第3四半期・野村証券目標株価7600円・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①5500~5600円(週足最後の抵抗線・レシオ20倍)②6100~6200円(レシオ22倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①6200~6400円(来期純益30億円EPS320円予想しレシオ20倍)】。通期確認し再設定します。SP。第3四半期のセグメント状況を・・・・・①教育サービス→売上5%増221億円、営業益1.3億円減の2.8億円。TACとよく似ています。売上は順調に拡大傾向なのですが、人件費の上昇などの理由で利益率を大きく引き上げることができずにいます。個人向け教育事業の場合は、優秀な人材獲得などどうしても一定額以上の費用が必要となって来ます。またそれがブランド確立や維持のために必要不可欠。TACの個人向け事業と同じで同社の教育サービス事業も安定的と考えておいて良いでしょう(大きな利益成長もない替りに安定的な利益確保が今のところ可能)。②教育コンテンツ→売上3%減の235億円、営業益7.6億円減の7.4億円。参考書や電子出版などが伸び悩み。また参考書原価上昇で大幅減益に。③教育ソリューション→売上7%増153億円、営業益6.5億円増の9.1億円。幼児教育事業順調で学校事業も小学校道徳教科書が新規採択されて順調。④医療福祉サービス→売上180億円で営業益2.9億円増の8.3億円。ユニマットRCとともに好調な介護事業。またユニマットRCに準じるほどの高利益体質。高齢者福祉、子育て支援、医学看護出版事業すべて好調。⑤感想→主力の教育事業は低調、教育コンテンツ事業も減益と満点評価をつけることはできないものの、ユニマットRCやTACと同じように、事業領域を広げることで地道な成長拡大を果たそうとしており、その事業領域の拡大は順調ゆえに合格点を付与して良いでしょう。それに三光ソフランの子会社の介護サービス会社の買収で来期の増収増も間違いないはずと考えていますから。