2780 コメ兵(東2) 1867円 -47円
昨日、ニッパツとカネカの大型株を買い推奨しましたが、実は、今週から来週にかけて新規で買い推奨しようとリストアップしていた銘柄は、昨日のニッパツ、カネカ、そして同社株。他にも、カドカワ(9468)、パルHD(2726)、たけびし(7510)、ハークスレイ(7561)も買い推奨する予定でいます。順次中身を確認後にコメントアップして行く予定。今日は同社株をコメントアップ。丁度本日月次を発表。8月月次売上は29億円。7月の36億円から大幅に減少はしているものの季節性。これでも前年同月比では4.5%増。4月は18.9%増、5月は15.2%増、6月は10.1%増、7月は9.7%増と、4月以降前期比大幅増の売上で進捗中です。第1四半期は売上14%増112億円、営業益90%増3.2億円、経常76%増3.2億円、純益2.1倍の2.1億円、一株純益19円と、低調な中でも文句なしのスタートに成功しています。同社は下期に利益が集中するために、現時点で3月通期予想の売上9%増500億円、営業益16%増19億円、経常17%増19億円、純益11%増12億円、一株純益109円の上方修正まで視野に入ったわけではないものの、第2四半期予想の売上10%増229億円、営業益2%増4.7億円、経常0%増4.7億円、純益1%増3億円、一株純益27円は、売上とともに大幅に上方修正することになったと予想します。一株純資産は1733円。配当は2円増配の32円の予定ですが、更に増配するかも。経営成績の説明を読むと、梅田や名駅の基幹店の買取販売の強化を行うとともに、業者向けオークションビジネスの拡大に取り組んだと。とても良いこと。中古車販売業界も大規模オークション会場の運営企業は成長拡大しました。この成長戦略の構図を同社はブランド品などの買取事業に応用しようとしているということです。良い戦略と考えます。セグメント状況は・・・・・①ブランドファッション事業→店舗の大型化を進め、名古屋駅前に1320平方メートルの名駅店をオープン。店舗数はコメ兵18店舗、買取センター7店舗、リンクスマイル5店舗、ユーズドマーケット3店舗などを展開。個人買取仕入高は13%増の51億円と拡大し、売上17%増103億円、営業益2.1倍の3.4億円。②タイヤホイール事業→店舗数は15店舗。売上11%減8億円で営業赤字0.2億円。プロトコーポのように好調に事業及び業績拡大とは行かないようです。やはり畑違いですから。そのうちプロトコーポあたりにこの事業は売却譲渡するのではと考えています。赤字も小さいから過度に警戒の必要はなし。③その他→不動産賃貸。売上0.3億円、営業益0.1億円。④感想→セグメント内容にまだ満点は付与できないものの、十分に合格点です。ちなみに8月に東海東京証券が「強気」で目標株価を2500円→2400円に設定。いちよし証券は「A」で目標株価を2400円→2600円に設定。まあ両社のレーティング情報から株価は2500円前後までは上昇できると考えて良いでしょう。ただしまだ方向感ないから打診買い。強気買いは狭いレンジで寄り添うように小動き収斂している5週・13週・25週・50週線と決別開始となる8月高値2062円抜けの2070円から開始とします。また2000円で週足最後の抵抗線抜けゆえに2000円回復で心もち強気買い開始とします。目標株価Ⅰ【短期目標①2150~2200円(レシオ20倍)②2400~2500円(レシオ22倍・東海東京証券目標株価2400円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2500~2550円(来期純益14億円EPS127円予想しレシオ20倍・いちよし証券目標株価2600円)】とします。第2四半期確認後に再設定することにします。SP。