7896 セブン工業(東2) 1520円 +36円
たった2千株。コメント掲載することさえはばかられる閑散です。なれどど閑散でもテクニカルのサインさえ点灯すれば薄商いのまま這うように上げ始めるはずです。一連の災害で木材需要は底堅いでしょう(集成材)。PBRは0.4倍でレシオ6.4倍。レシオ10倍の2300円前後まで水準訂正してもおかしくないはずです。そのためには週足の13週線1555円と25週線1635円を回復することが必要。完全なる強気買い開始は1650円からとし、13週線回復の1560円回復から新規もナンピンも本格的に買い場探し再開とします。ゆえにここはまだ打診買い程度。それに商い皆無ですからそもそも積極的に買い場探しすること自体が非常に困難な状況。上げ始めてからゆっくりと本格買い強気買い開始しても遅くはないはずです。地味ながらも社会に必要となる製品を開発して販売を開始しています。その一つが木製ブロックです。学校などをはじめとして多くのブロック塀が劣化して倒壊の危険性を指摘されています。それらのブロック塀を改修工事する際に従来のコンクリート製ブロックではなく、同社が開発したこの木製ブロックが使用されるかもしれません。特に公共施設や環境対応をアピールするような住宅や商業施設などにはうってつけの製品です。7月に開催された名証IRエキスポにも出展したそうです。また大規模構造物向けの集成材の提供や市場開拓も地道に進めています。これら地道な活動が花開く時が訪れるはずです。そう遠くない時期に。それに減益ではあったものの、第1四半期の経営成績の概況を読むと、木構造建材事業は昨年導入した大型汎用加工設備が本格稼働を開始し非住宅特殊物件の受注獲得などの総合プレカット事業の構築を進めているとコメントしています。更に受注は想定通りに確保ともコメント。また成長戦略としての道筋も見えて来たともコメントしています。やはり一株純資産の4000円前後に上昇してもおかしくないはずと思います。それがまだ無理ならば百歩譲ってレシオ10倍の2300~2400円に水準訂正しても当然と考えます。そのためには是が非でも25週線回復することです。そこから這うように静かにゆっくりとした上げが息長く始まるはずです。待っていましょう。8/1(わずかに減益着地第1四半期・減益の理由・概況/経営成績の概況・地味ながらもコスト対策や製販一体化や木構造建材受注と成長戦略遂行中・目標修正)4/27(地味でも文句なし通期決算・経営成績の概況/内装建材事業と木構造建材事業・売掛金40億円で第1四半期好スタートの可能性大・目標修正)1/31(合格点第3四半期・概況/経営成績に関する説明・木材価格高騰・目標修正)1/30(日本の木材輸出40年ぶり高水準記録・中国が日本式建築工法を認可)1/18(ノダの合板事業絶好調やCSランバーと比較対象から)1/6(木材バブルでウッドワンとともに大化けの可能性も)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1900~2000円(レシオ8倍強・50週線回復)②2150~2200円(レシオ9倍強・1月年初2250円)③2350~2450円(レシオ10倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2450~2550円(レシオ11倍)②2800~2850円(レシオ12倍)③3000~3100円(レシオ13倍)】。業績拡大を確認しながら徐々に最大目標を一株純資産4100円及び06年上場来4350円に引き上げる予定。SP。