5991 ニッパツ(東1) 1166円 +8円
詳細は土曜までに紹介しますが、今日から買い推奨開始します。同社はご存知の通り、ばねや自動車シートなどを開発製造する自動車部品メーカーで、自動車の車軸懸架ばね分野では世界シェアナンバーワンの企業です。第1四半期は売上5%増1683億円、営業益3%減91億円、経常4%減101億円、純益6%減68億円、一株純益28円で着地。減益ではあっても前期との違いはわずかでほぼ前期並みで着地したも同然。しかも、会社想定は第2四半期予想売上7%増3400億円、営業益10%減150億円、経常9%減170億円、純益9%減115億円、一株純益48円。前期比増益に転換するかどうかは不明なれど、上方修正することはほぼ確実。3月通期予想も増収減益の予想で、売上5%増6950億円、営業益7%減328億円、経常1%減359億円、純益19%増244億円、一株純益102円。これも増益に転換するかどうかはまだ不明なれど、少なくとも前期比並で着地することになると予想。一株純資産は1300円(自己株除外)。配当は第2四半期は1円増配の12円の予定。下値は日足週足の移動平均線の集中する1150円前後で堅いと考え明日からこのまま打診買い。強気買いを先週高値1196円抜けの1200円から開始とし、8月高値1228円を抜くと強い上げサイン点灯すると考え追撃買いとします。目標株価Ⅰ【短期目標①1300~1330円(レシオ13倍・一株純資産)②1450円(レシオ14倍・15年高値1497円)③1550円(レシオ15倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1550~1600円(レシオ15倍強)】とします。SP。電気自動車が普及を始めると不要となる自動車部品も出てきますが、同社のばねは引き続き必要不可欠な自動車部品。それどころか、自動車電装化でより精密な自動車ばねが必要となる可能性があり、同社の存在価値や重要度は高くなると考えます。