6894 パルステック(東2) 2058円 +87円
わずか1.6万株で本日年初来高値を更新。年初来高値を更新していますが、まだ一段高して17年高値2700円にトライないし更新可能と判断して今日から買い推奨開始します。第1四半期は売上12%増4.3億円、営業益2.8倍の0.6億円、経常3倍の0.7億円、純益0.4億円で着地。この第1四半期は増益ではあるものの毎度の慣例で低調なスタートが常の第1四半期ゆえに100%信用することができません。ゆえに、本来ならまだ用心すべきですが強気買いを推奨できると考えた理由はTスマートなどと同じ受注残高です。短信の中の最後の項目に生産受注販売の状況という項目がありますが、第1四半期の生産高は前期比54%増の8.6億円、受注高は前期比87%増の6.4億円で受注残高は前期比50%増の10億円です。売上4億円に対して文句なしの生産実績と受注状況です。この受注状況から考えて、第2四半期予想のそれぞれ、9億円、0.9億円、0.9億円、0.6億円、46円の達成はほぼ確実で利益率から考えて上振れの可能性も浮上しています(営業益経常は1億円台で着地できそうだと)。また3月通期予想の売上3%増22億円、営業益10%増3億円、経常11%増3億円、純益5%増2.4億円、一株純益178円の達成も確実視して良いと判断します。第2四半期の受注状況次第ではその通期予想も上方修正期待が浮上できるのではと期待しています。配当は60円の予定。一株純資産は1760円。経営成績に関する説明では・・・・・販売力強化、優良顧客獲得、安定した受注確保、市場の開拓、原価低減などの企業努力を展開したと。そのうえで、ポータブル型X線残留応力測定装置はイベントなどへの積極的参加が功を奏して販売好調。ヘルスケア関連の遺伝子検査装置などのリピート受注も好調で、受託開発や試作及び量産の引き合いも増加したと。光応用装置などは波面センサなどが光学系検査装置に採用増となり大口受注も獲得と。光ディスク関連装置も修理や改造案件に加え新規設備の引き合いも増加し始めたと。3Dスキャナ関連は、多関節デジタイザ用高速高精度新型3Dスキャナ好調ながら、新規の引き合いはまだ検討段階と。この一連の内容を読むと、受注はこれから本格的に拡大するのかも。TOWAやアピックヤマダ、Tスマートと同じで、製品に対しての引き合いが強いことがよくわかります。引き合いが強いということは受注獲得が(受注残高が)これから拡大する可能性が高いと思います。そのうえで第1四半期大幅増益で着地できたということは、TスマートやTOWA、アピックヤマダより先に年初来高値を更新しても当然だったと考えます。またこのまま17年高値に挑戦できるとも考えます。板も無いから値ブレに気をつけて明日からこのまま強気買い開始とします。目標株価は再設定し、目標株価Ⅰ【短期目標①2250~2300円(レシオ13倍)②2450~2500円(レシオ14倍)③2650~2750円(レシオ15倍・17年高値2700円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2750~2850円(今期純益3億円EPS220円予想しレシオ13倍)②3050~3100円(今期純益3億円EPS220円予想しレシオ14倍)】とします。SP。