8940 インテリックス(東1) 846円 +12円

8940 インテリックス(東1) 846円 +12円

まだまだ底値。強気買いを開始するためには少なくとも13週線900円を回復する必要があります。またその900円及び75日線930円に向かうためには少なくとも8月の大商い8/7高値862円以上で引け切ることが必要です。小さい手がかり材料の発露もなく商い閑散で862円をすぐに抜く動きはないものの、下値の不安も皆無。ここは打診買いか様子見を決め込み、8月高値875円からゆっくりと本格買い開始とします。13週線900円回復で一株純資産とレシオ10倍の1000~1100円への戻り相場開始と割り切り強気買い転換する予定とします。9月にはアセットシェアリングのセミナーを相次いで開催する予定のようです。そのセミナー開催に合わせて新たなアセットシェアリング商品の販売を発表しても良いころだと思います。9月からのリターンに期待しておきましょう。その点からも875円抜け、900円台回復の順に強気買いにゆっくりと転換して行く予定でいてください。今日は8月に開示となっている同社のアナリスト向け説明会の質疑応答に関して紹介。説明会内容についてはすでに解説コメント済みゆえに割愛。目に付いた質疑応答は・・・・・①地方のリノヴェックスマンションの利益率は→地方では工事の協力体制がなかなか整わずに東京以上の工事費がかかっていたものの各地でテコ入れを行い利益率が確実に上がり始めたと。②アセットシェアリングが前期完売しなかった理由は→京町家のアセットシェアリングを従来の5口500万円から10口1000万円からの募集として更に稼働率がまだ不透明なために利回りが確定しなかったからとコメント。従来型の販売方法に切り替えを検討したいと。また、スルガ銀行の件はあっても同社のアセットシェアリングは節税向けなどであるために現金取引ゆえに影響はほぼ無しと。③地方の仕入件数が低下した理由は→これが注目。同社はこれまで大手不動産会社などからの情報をもとに仕入を行っていたが、これだとリノベーション物件在庫の所有期間には賃貸収入などの利益を生まない。このシステムを変更して、保有期間にも賃料などの家賃収入を上げることができるリースバック方式に仕入の形をシフトさせているためと。この方式はあのスターマイカと同じ方式。やっとこれから同社も徐々にスターマイカ並の利益率確保に向けて構造改革を始めたことを意味していると考えて良いでしょう。8/20(フィスコ社調査レポート紹介/不採算の長期滞留物件の処理一巡し利益率上昇の可能性&仕入状況&売上総利益率13.1%から14.1%に上昇予定)8/8(全国年間買取再版販売戸数ランキングで同社は3位にランクアップ)8/7(不動産仕入コスト上昇で採算性重視のビジネスモデルに)7/17(日本もこれから中古住宅市場がメイン市場に)7/16(資料内容/コスト管理能力の向上が最大の課題/成長戦略は文句なし)7/12(減益着地の前期・回復予想の今期予想・概況・セグメント状況・今期再び営業益20億円乗せに挑戦を予想・目標修正)6/16(スターマイカ業績観測記事・首都圏中古マンション需要堅調)6/9(アセットシェアリング京町家第2期募集開始・アセットシェアリング北千住駅前第3期募集開始・アセットシェアリング順調)5/22(クラウドファンディングで京町家再生の記事・アセットシェアリング事業の急成長の予感)4/16(俵屋旅館に代表される京町家の魅力と価値)4/11(来月にはアセットシェアリング京町家完売し第2弾の販売予告も・来期増収増益を確実視)4/9(第4にアセットシェアリング北千住駅&京町家と1棟建ビルの売上計上で通期は会社想定か上方修正のいずれかの可能性)4/6(減益でも満点の第3四半期・上方修正期待を確認・概況/セグメント状況/通期営業益23~20億円を予想・アセットシェアリング事業絶好調でビジネスモデル転換の可能性・目標修正)4/4(アセットシェアリング京町家再生Ⅰ募集開始・今期上方修正要因)3/29(好決算発表したスターマイカと比較・成長の伸びしろは同社の方が上)3/28(アセットシェアリング順調/北千住は第1完売し第2期販売/&アセットシェアリング京町家プロジェクト始動・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1100~1150円(週足陽転と雲上限・一株純資産1133円・レシオ12倍)②1250~1270円(レシオ13倍)③1350~1400円(レシオ14倍・1月年初1346円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1400~1430円(今期EPS110円想定しレシオ13倍・14年高値1408円)】。四半期確認しながら徐々に強気に再設定して行く予定。SP。