4319 TAC(東1) 267円 +3円
考え方はTスマートやタツモなどと同じと思っていて良いでしょう。タツモなどは高水準の受注残高を抱えているから今期業績予想の達成や上方修正期待の浮上につながります。この受注残高にあたるのが同社の受講者数ではないかと思います。その受講者数は増加しており、また電験三種など新たな講座の開設で受講者数は更に増加して行くと思います。更に法人向け受講者数は個人向け以上の拡大になるはず。この拡大に弾みをつけている事象の一つはこの受賞にあると思います。同社は昨年8月に日本アジアで初めてとなる、「CompTIAアウトスタンディング・リーダー・アワード」を受賞しました。この賞は、ワールドワイドに展開されているCompTIA資格認定において世界で極めて優秀と認知されたトレーニングパートナーに贈られる賞です。またこの資格は米国国防総省での情報保証の役割を人材にとっては必須ともなる非常に高い信頼性を付与する資格です。この世界水準において高資格取得のトレーニング機関として同社はその資格取得機関からお墨付きを得ていることになります。このことからして、企業内のITスキルを高めたい企業が同社に研修や社員のスキルアップを委託する契約が今後も拡大するはずです。また政府の政策の後押しもあり、企業の語学研修も活発化するはず。多少、個人向け事業が減少しても法人向け事業で挽回して増益基調を維持できると考えます。第2四半期まだひょっとしたら会社予想に未達でわずかに減益となるか前期並みとなるかもしれませんが、第3四半期以降は法人向け事業が寄与して増益基調を拡大させることになれると考えます。ちなみにもし第2四半期が会社予想の営業益9%増の11.4億円、経常13%増11.2億円、純益5%増7億円で着地するなら、通期は上方修正する可能性が高くなるとも考えるようにして下さい。その可能性も十分にありますから。まだど底値だから打診買い程度。少なくとも8/6の大商いの280~300円に突入してから新規もナンピンも本格買い開始する方針で。またまずは抵抗線集中する350円前後への戻り相場と割り切って290円以上で引け出してから本格買いとともに強気買い開始とします。8/19(技術者系国家資格講座拡充が今後の成長に不可欠・法人向け受講者数増加の一途・四半期推移予想から今営業益は9~11億円を予想・目標修正)8/6(第1四半期解説/第3四半期以降に上方修正の可能性もまだ有り/セグメント状況と感想・受講者数推移)8/3(減益着地の第1四半期・概況・受講者数と前受金推移・目標据置)7/25(第1四半期を予想)7/23(外国人就労政府支援で外国人向け教育事業に本格参入する可能性)7/18(受講者契約で季節性はあるものの前期並み第1四半期着地を予想・スタートダッシュの可能性も3割予想)7/11(法人向け研修事業が順調な拡大・目標修正)7/2(2017年度TAC受講者数21.9万人・法人研修プラン拡充中)6/19(リンク&モチレシオも同じリカレント教育関連)6/11(決算資料第二弾/受講者数推移&前受金推移&個人教育事業&法人研修事業&出版事業&人材事業&中期的取り組み&今期予想・目標修正)6/7(買い推奨開始・資格の学校の同社の事業領域・リカレント教育関連株・前期も今期予想も地味ながら文句なし・概況・セグメント状況・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①320~335円(週足最後抵抗線・レシオ11倍)②360~370円(レシオ12倍強)③400~410円(レシオ13倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①410~420円(レシオ14倍・17年高値416円)②450円(レシオ15倍)③480~500円(レシオ16倍・17年高値499円)】。SP。