1407 ウエストHD(JQ) 824円 -6円

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ぼちぼち再騰サインを点灯させると思います。明日以降25日線860円に向けて日足陽線を連続させ始めれば、7月高値915円を更新し16年高値920円も更新し1000円回復に向かうと考え、強気買い開始方針で。先の第3四半期のセグメント状況をおさらいしたいと思います。①再生可能エネルギー事業・・・・・産業用太陽光発電事業は今後5年間で350MWを超える施工計画を持ち、法改正のために遅れていた工程に関しても第3四半期期間から改善し始めたとコメント。今年度のFIT価格18円の受注状況に関しても順調に増加し始めたと。また原価削減も進めていると。企業が再生可能エネルギーの導入を本格化し始めたために同社にも追い風が吹き出しているということでしょう。メガソーラー事業に関しても今後5年で200MWを超えるソーラープロジェクトを抱え順次着手していると。第3四半期期間においても工事進捗順調と。また売電価格が18円に引き下がり厳しい事業環境の中で、世界全域からの商材調達とトータルコスト低減の地道な取り組みで、欧州レベルのコスト対応水準の達成が視野に入って来たとコメントしています。このコスト対応能力の向上を契機にして新規計画のメガソーラープロジェクトが増加を開始したともコメント。力強いコメントです。売上1%増152億円、営業益80%増13.8億円。今期予想の達成もさることながら、来期の増収増益を同社も確実視しておいて良いはずです。いちよし証券が1300円目標を付与するはずです。②省エネルギー事業・・・・・提携金融機関とのアライアンス情報を活用しながら商業施設や病院などの省エネトータルサービスを提供していますが、まだ安定した収益を上げるまでに至っていません。しかし赤字が縮まりトントンに収支は改善中。売上96%増8億円で営業赤字は0.1億円(前期は約4億円の赤字)。まずまずです。③電力事業・・・・・自社の売電能力は65MWですからまずまずの発電量を確保しています。売上は順調に拡大。ただし電源などの仕入先を電力会社や大手商社に切り替えたために大幅増収でも赤字に転落。売上3倍の166億円で営業赤字1.6億円(前期は5.3億円の黒字)。なぜ赤字になるような取引に変更したか疑問が残るものの、多分、今後、再生可能エネルギー事業において、電力会社や大手商社とのアライアンスや取引関係を強化するための長い目でみて変更したのでしょう。赤字になっても将来のためと前向きにとらえて良いでしょう。④メンテナンス事業・・・・・売上7億円で営業益2.5億円。今後メガソーラーなどが増加すれば自然に増収増益になるから心配なし。⑤感想・・・・・メインの再生可能エネルギー事業が今後の拡大を確実視できる状況ですから、総合点として文句なしに合格点です。860円の25日線回復せずとも明日以降陽線の連続を確認すれば早めに強気買いに転換して良いと考えます。同社も週足2~3本で年初更新して1000円乗せとなるかもしれませんから。7/19(いちよし証券「A」目標株価1300円に・目標修正)7/17(目標修正)7/14(買い推奨開始・サプライズに近い第3四半期・概況・セグメント状況・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①900~920円(16年高値920円・レシオ11倍強)②980~1000円(レシオ12倍)③1050~1070円(レシオ13倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1070~1100円(レシオ13倍強)】はいちよし証券同様に強気に修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①900~920円(16年高値920円・レシオ11倍強)②1030~1050円(レシオ13倍)③1150円(レシオ14倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1150~1170円(来期純益25億円EPS90円予想しレシオ13倍)②1250~1300円(来期純益25億円EPS90円予想しレシオ14倍強)】とします。SP。