6815 ユニデンＨＤ（東１） 282円 0円
文句なしの第1四半期のスタートにもかかわらず安値に沈んだまま浮上の気配はまだ無し。しかしまだ当然かも。同社はボリュームが必要な株です。金曜の寄りで60万株も出来高ができながら上に進むことがまだできずにいます。戻り売り圧力がまだ勝っているということ。しかしエノモト同様にレシオは6.2倍でＰＢＲは0.6倍ですから下値不安はないはず。ならば同社株もエノモト株と同じで、売り買いバランスの好転から日足週足陽線建てを待つのみとなります。来週以降に日足の陽線を連続し始めて大商い8/10高値299円を抜き引けてから新規もナンピンも本格買い開始とし、75日線322円と8/10マド埋めとなる323円以上で引けてから完全に強気買いとします。8/9（文句なし第1四半期・概況とセグメント・目標据置）7/18（目標修正）7/4（エノモト、テラプローブと割安顕著御三家）6/9（車載モニター＆ドライブレコーダー＆セキュリティカメラ好調・自動運転支援システムで同社製品群持続的需要増の可能性）6/4（東証企業統治指針の改定に絡む今後の動きに期待）5/18（目標修正）5/16（次の重要イベントは6月後半の株主総会）5/14（想定外のサプライズ決算・好調なエレクトロニクス事業と拡大開始の不動産事業・セグメント状況・強靭な財務・販売用不動産66億円を手当て・不動産事業は驚異的な高収益実現へ・目標修正・10株併合）4/23（今期予想は可もなく不可もなしの数字予想）4/20（旧態依然の経営体質から改革の時を迎えつつある）検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①360～370円（レシオ8倍・5月年初高値375円）②430～450円（レシオ10倍・13年高値453円）③490～500円（レシオ11倍・一株純資産485円回復）】～ 目標株価Ⅱ【中長期目標①500円（レシオ11倍）②540円（レシオ12倍）③580～590円（レシオ13倍）】。第2四半期で再設定します。ＳＰ。セグメント状況をおさらい・・・・・①エレクトロニクス事業→北米においてアマゾンオンラインを通じてレーダーディテクターの販売好調。オセアニアではＵＣＢ無線機器販売好調。しかしGMRトランシーバー販売が低調。車載用チューナーも販売低調。コードレス電話も販売の縮小が継続。製品別にまだら模様ではあるものの、戦略的製品の販売は好調であるために売上2％増30億円でセグメント益は3.5億円（前期は4.3億円）。②不動産事業→豊富な不動産資産などを活用して不動産事業を拡大開始。売上は前期の9億円から16億円に拡大してセグメント益は1.8億円から4億円。資産が豊富ゆえに相当に高い利益率です。当然といえば当然。現金は前期の86億円から93億円に拡大しています。販売用不動産は55億円。有形固定資産は148億円。長短借入金は39億円で実質無借金。手持ち現金で不動産事業を展開することができるほどに財務は強靭です。エレクトロニクス事業が好調を確信できれば株価は一株純資産500円に上昇して当然と考えます。