6266 タツモ(東2) 1259円 +36円
下記のTOREXと同じです。第2四半期を上方修正して通期を据え置きました。しかし、上昇したTOREXとは逆に上方修正発表して一段安。今週の年初来安値は1133円です。しかしどう考えてもやはり下がる理由は無し。Ⅴ字に近い形で急落前の8月高値1631円に反転すると考えます。来週陽線を立ち上げるようなら静かに強気買い完全に開始とします。新規もナンピンも。第2四半期は売上25%増85億円、営業益7%減7.2億円、経常28%減6.9億円、純益29%減5.7億円、一株純益50円。増益に転換したTOREXとはここが違う点ではありますが、最小限の減速で着地することには成功したはずです。それに注目は下記のTスマート同様に受注残高です。Tスマートほどのサプライズ性の受注残高ではないものの、前期比で5%増の138億円の受注残を抱えています。この受注残高から考えても、通期予想売上204億円、営業益15%増19.2億円、経常1%増19.1億円、純益11%増17.5億円、一株純益154円の達成は十分に可能と判断しておいて良いと思います。それに何より受注が好調です。セグメント状況を見ると・・・・・①プロセス機器→半導体装置は台湾向けが減少して56%減の10.6億円の売上ながら、搬送装置はデータサーバー向け電子部品需要が旺盛で売上9%増21億円。洗浄装置も2倍の9億円の売上。コーターは6倍の24億円の売上。総計で売上25%増の67億円、営業益5%減の6.8億円。②金型樹脂成形→海外でのコスト増などで減収減益。売上3%減の8億円、営業益88%減の0.06億円。③表面処理用機器→電子回路基板メーカーの設備投資活発で売上77%増の9億円、営業益0.3億円(前期は赤字)。④感想→満点とは行かないもののセグメント内容は十分に合格点。また同社もエノモトなどと同じく、キョウデンに続き生産効率化の設備投資を進めています。徐々に目に見える形で収益性が向上して来ることでしょう。その点からも今期予想の達成を現実視しておいて良いと考えます。来週以降に今週のマド1316円を埋めて引ければ50週線1800円前後に水準訂正開始と考え強気買いに転換する予定でいてください。8/3(第2四半期上方修正・減益の理由は製品売上計上時期は期ずれ・目標据置)6/22(目標微修正)6/6(上々の第1四半期スタート・減益予想の第2四半期に対し上方修正期待浮上・概況・セグメント状況と感想・目標修正)4/11(12月通期資料/受注高と受注残&小さいながらも文句のない生産拠点と製品群)4/10(12月通期セグメント状況と感想・上方修正を予想)4/9(規模は小さくても液晶フィルター用の塗布装置で世界トップ企業)3/26(買い推奨再開・今期も増収増益予想・12月経営成績に関しての概況/セグメント状況・目標設定)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1800~1850円(50週線・レシオ12倍)②2000~2050円(レシオ13倍・週足最後抵抗線)③2150円(レシオ14倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2150~2200円(レシオ14倍強・1月年初来高値2188円)】は微修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1600~1650円(10倍強)②1850円(レシオ12倍)③2000円(レシオ13倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①2000~2050円(レシオ13倍強)②2150~2200円(レシオ14倍・1月年初高値2188円)】とします。中期的業績拡大を確信すれば再設定する予定です。SP。