6804 ホシデン(東1) 1020円 -43円

6804 ホシデン(東1) 1020円 -43円

買い推奨開始します。同社はコネクタやスイッチなど情報通信機器部品の開発製造の大手企業。そして製造業ではあるものの、昨日大幅高したハピネットと同じで任天堂関連の注目株でもあります。つまりニンテンドースイッチに製品供給を行っている企業ということです。第1四半期は売上10%増616億円、営業益1%増22.4億円、経常95%増44.5億円、純益85%増34.3億円、一株純益57円で着地しました。この第1四半期の着地で、大幅減益予想の第2四半期予想に対して上方修正期待が浮上しています。第2四半期予想は売上4%増1470億円、営業益25%減44億円、経常34%減44億円、純益43%減33億円、一株純益55円。すでに経常と純益は第2四半期予想を達成済み。売上が第1四半期の2倍強の1470億円に拡大するのに利益がトントンということはないはずです。営業益ともども大幅な上方修正になると予想しておいて良いでしょう。ならば最低でも前期の営業益59億円、経常66億円、純益58億円並か、わずかに届かないくらいに上方修正するものと予想します。すると通期も同じ。会社予想の売上3%増3100億円、営業益23%減100億円、経常5%減100億円、純益26%減75億円、一株純益126円も少なくとも前期並みの営業益130億円、経常105億円、純益102億円に準じる数字に上方修正するものと予想します。ちなみに経常以下には為替差益の営業外収益が発生。金額は21.7億円。為替運用管理能力が秀逸です。経営成績に関する説明では、自動車向けは伸び悩んだものの、アミューズメント向けや移動体通信関連向けが好調と。また同社も多分ハピネットと同じはず。ニンテンドースイッチの新作ゲーム販売を前にして秋以降から任天堂向けの受注が拡大すると思います。しかも9月には大きなイベントが期待できます。アップルのアイフォンの新機種販売の発表です。例年9月以降に発表しています。もしこの新機種が需要喚起に成功するようなら、同社も電子部品の注目株同様に下期に業績拡大が期待できるはずです。一株純資産は1500円(自己株除外)。まずは自己勘定した一株純資産1500円前後に上昇できると考えます。打診買い。強気買いはボトム離脱サイン点灯の75日線回復で今週高値1089円抜けでもある1100円回復からとします。押せば1000円割れを心もち強気追加買いとします。目標株価Ⅰ【短期目標①1250~1300円(レシオ10倍・5月のマド埋め・25週線回復・週足陽転)②1450~1500円(レシオ12倍・50週線回復)③1650~1700円(レシオ13倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1700円(今期純益前期並100億円EPS170円予想しレシオ10倍)②1850円(今期純益前期並100億円EPS170円予想しレシオ11倍)③2000円(今期純益前期並100億円EPS170円予想しレシオ12倍・17年高値2041円)】とします。SP。詳細解説は盆休み明けにゆっくりと。