6928 エノモト(東2) 1201円 -21円
決算発表とともに、とっとと盆休みが明けて欲しいと切に願っています。その日、人気化した株に短期資金が集中砲火でわずかな銘柄しか買われません。ハピネットはS高するのではと思われる283円高でキョウデンはS高寸前の97円高。やりすぎ。かと思えば、293円まで叩いたユニデンHDは約400万株近くの大商いで305円にまで切り返し、nmsも570円まで叩きながら633円は37円多寡と切り返し。値ブレが荒過ぎてこれでは中長期投資の資金が入ることができません。その点からも盆休み明けが待たれます。それに中長期投資資金が入らないと、数百株程度の小口売りで同社株のように年初来安値を更新してしまう銘柄も出てきます。年初来安値を更新してもPBR0.5倍でレシオは6倍。一体どこまで叩くのと思うほどの安値ブリです。また、昨日のキョウデンのサプライズ決算の要因は需要が好調であることだけでなく、積極的に自動化設備などを導入して生産効率を飛躍的に高めることに成功したからです。そのキョウデンに続き、自動化設備導入などの大規模投資を行っているのが同社でありダイトーケミックスです(同社は収益向上を目的に公募増資を行いその資金で国内外の自社工場に自動化設備やシステムを現在導入している最中です)。キョウデンのサプライズ決算を見た時に、同社のサプライズ決算を見ることになれるだろうと強く想起しました。年初来安値を更新してはいてもすでに売る株も無いはずだから、盆休み明け以降に陽線を日足週足で立ち上げるのを待って新規もナンピンも本格買いするようにしましょう。年初来安値でもここから叩いても叩く糊代は少ないはずですから。来週以降の抵抗線は13週線1400円と25週線1510円の2つ。この2つをクリアして引け出したら心おきなく強気買いを開始する予定で良いでしょう。ただその1400円、1510円、あるいは7月高値1575円まで200~300円幅もあるから、その1400~1600円にするすると上げるのか、じりじりと時間をかけて上げて行くのかは、盆休み明けての動きから予想したいと思います。