6638 ミマキエンジ(東1) 922円 -21円
スタートダッシュに成功しました。キョウデンやハピネットと同じような反応を見せるかもしれません。売上6%増128億円、営業益2.1倍の7.8億円、経常88%増5.6億円、純益63%増3.2億円、一株純益10円で着地。第2四半期の減益予想はどこからどう考えても上方修正すると判断して良いはずです。第2四半期予想は売上265億円、営業益15%減9.5億円、経常20%減8億円、純益29%減6.5億円、一株純益21円。第1四半期の営業利益率は6%。第2四半期に当てはめると第2四半期営業益は15~16億円に上方修正することになります。15~16億円が無理でも前期の11億円を超過して13億円前後くらいで着地してくれると予想します。ならば3月通期も上方してして増益幅を広げくれることでしょう。3月通期予想は売上6%増556億円、営業益0%増27.5億円、経常1%増24億円、純益0%増18.5億円、一株純益61円。ちなみに営業利益率を6%で勘定すると営業益は33億円。また利益は下期に厚くなる習性があることを考えると営業益は30~33億円では着地してくれるものと予想します。売上は日本・アジア・オセアニアなどは前期並みの51億円で、北米中南米が9%増の30億円、欧州中東アフリカが12%増の47億円。相変わらずバランスの良い売上構成比率。また今期の業績をけん引するのは戦略的新製品となるようです。経営成績に関する説明でこうコメントしています。年商1000億円を目標に着実に前進中とコメントし、第1四半期のその具体策として、4つの戦略的新製品の販促活動を展開したとコメント。①サイングラフィックス市場向けの「UCJVシリーズ」、②1000万色以上のフルカラー造形を実現する3Dプリンター「3DUJ-553」、③テキスタイルアパレル市場向け高速機種「Tiger-1800Bmk2」④デジタルプリント前後処理装置、の4つ。これを5月ドイツ開催の産業用プリント業界の世界最大規模の展示会に出展し、各方面から多大なる好評を博したとコメント。しかも革新的製品に贈られる「EDPアワード」を受賞したとコメント。この4つの製品が中長期的業績をけん引するとコメント。文句なしの数字と内容です。後は市場の反応。売りから反応して来るようなら900~850円で強気買いとします。950円を抜いて来るようならキョウデンのように年初来高値1288円更新に向けて上げ開始と考えそこも強気買い。小動きならこのまま打診買いして盆休み明けから本格買いするように。7/23(第1四半期は上々を予想・北米の売上は74億円で地域別最小)6/4(目標修正)6/1(目標修正)5/31(資料注目点/エリア別売上予想から今期好調を予想)5/24(いちよし証券目標株価1450円・決算概況/経営成績概況/セグメント状況・目標修正)4/12(買い推奨開始・前期を上方修正・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①990~1000円(レシオ16倍)②1100円(レシオ18倍)③1200~1250円(レシオ20倍・1月年初1288円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1250~1300円(今期EPS65円予想しレシオ20倍・1月高値1288円)】は少し修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①990~1000円(レシオ16倍)②1100円(レシオ18倍)③1200~1250円(レシオ20倍・1月年初1288円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1250~1300円(今期純益22億円EPS73円予想しレシオ18倍)②1450~1500円(今期純益22億円EPS73円予想しレシオ20倍)】とします。SP。