6815 ユニデンHD(東1) 327円 -6円
第1四半期は売上19%増46億円、営業益22%増7.6億円、経常23%増8.0億円、純益3%減5.6億円、一株純益9円で着地。文句なし。同社も第2四半期予想の開示はないものの、3月通期予想の売上2倍の303億円、営業益2倍の40億円、経常2倍の41億円、純益50%増26.5億円、一株純益45円(株式10株併合で今後450円)に対して進捗十分です。今期から不動産事業を拡大させます。その不動産事業の業績寄与は売上から見てもまだまだこれから。しかし、それを前にすでにわずかな売上で不動産事業が利益貢献を開始しました。前第1四半期の不動産事業の売上は10億円でセグメント益は1.8億円でした。しかし今期は売上16億円で4億円のセグメント益を稼ぎだしています。とてつもない不動産事業の利益率をはじき出すかもしれません。もしそうなら大幅な上方修正の可能性も。ちなみにエレクトロニクス事業は売上1億円増の30億円でセグメント益はやはりコスト増から0.8億円減の3.5億円に低下。しかし、総合点で文句なしにセグメント内容は合格点です。一株純資産は500円(自己株除外)。一株純資産500円を回復して尚のこと当然と考えます。ただしです。またこれも、バカなのとばかりに売りから反応する可能性も。もし押すようなら7月安値290円に2番底と考え300円前後ないし接近を迷わず強気買いとします。小動きなら打診買い。340円を抜くようなら5月高値375円を更新してそのまま乱高下しながら500円と考え、心おきなく強気買い開始とします。7/18(目標修正)7/4(エノモト、テラプローブと割安顕著御三家)6/9(車載モニター&ドライブレコーダー&セキュリティカメラ好調・自動運転支援システムで同社製品群持続的需要増の可能性)6/4(東証企業統治指針の改定に絡む今後の動きに期待)5/18(目標修正)5/16(次の重要イベントは6月後半の株主総会)5/14(想定外のサプライズ決算・好調なエレクトロニクス事業と拡大開始の不動産事業・セグメント状況・強靭な財務・販売用不動産66億円を手当て・不動産事業は驚異的な高収益実現へ・目標修正・10株併合)4/23(今期予想は可もなく不可もなしの数字予想)4/20(旧態依然の経営体質から改革の時を迎えつつある)4/11(今後豊富な資産着目しファンド介入し経営改革要求も)3/14(金融庁の企業統治指針の改定案を受けてファンド株集めやMBOの可能性強まるかも)3/13(買い残整理一巡までもう少し・様々なプレッシャーを嫌がりMBO選択の可能性も)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①360~370円(レシオ8倍・5月年初高値375円)②430~450円(レシオ10倍・13年高値453円)③490~500円(レシオ11倍・一株純資産485円回復)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①500円(レシオ11倍)②540円(レシオ12倍)③580~590円(レシオ13倍)】はこのまま据え置きとし、第2四半期で再設定することにします。SP。