6165 パンチ工業(東1) 949円 -79円

6165 パンチ工業(東1) 949円 -79円

え、市場はバカなの?と思うほどの反応。第1四半期は売上6%増103億円、営業益2%増7.1億円、経常4%減6.8億円、純益20%増5.1億円、一株純益23円で着地。前期比並でサプライズはありません。しかし80円安するほど悪い数字でもありません。しかも増収。同社もアピックヤマダやエノモト同様に部材調達などの長期化などからコスト増になったはず。そのコスト増を減益にならずに前期並みで踏ん張った点は逆に大いに評価して良いくらいのはず。この着地で、上方修正期待の浮上まではまだ至らないものの、第2四半期予想売上211億円、営業益5%増14.8億円、経常1%増14.1億円、純益16%増10.7億円、一株純益49円の達成を確実視して良いでしょうし、3月通期予想売上2%増420億円、営業益2%増29.2億円、経常2%増28億円、純益15%増20.7億円、一株純益94円の達成を確実視しておいて良いと考えます。単一セグメントのためにセグメント状況の記述はないから経営成績に関する説明を・・・・16年からの中期経営計画を遂行中と前置きし、ベトナム工場での半製品生産開始や米国販売拠点での営業開始、中国大連工場の増設などを行ったと。第1四半期は、日本では自動車関連は軟調だったものの、電子部品や半導体関連、新規分野の食品飲料関連が好調と。中国では自動車関連、半導体関連、電子部品関連と好調と。高付加価値製品の販売も伸長と。国内売上42億円、海外売上60億円。利益面はデジタルエンジニアリング事業を拡大させるための設備投資や研究開発投資の拡大のために減価償却費用増加して販売管理費が拡大したものの、増収による利益増でリカバーできたとコメント。このコメントを見て売りたたく神経が私には理解できません。やはり、買い場を作るために売りたたいているくらいに考えておいて良いのかもしれません。7月年初来安値941円にあと1円の942円まで叩いています。940円前後を下げ過ぎボトムと考え一旦強気買いとします。しばらく1000~1150円レンジで下値固めをした後に、アピックヤマダでも申し上げた通り、大体2~2週間後、あるいは1か月後に反転開始になると予想します。7/19(目標修正)6/7(目標修正)5/31(通期資料/ハイライト&今期業績予想概況&次世代サービス)5/24(いちよし証券目標株価1700円・決算概況/経営成績の概況)5/11(地味ながら文句なし前期と今期予想・5期連続最高益更新予想・概況・目標修正)4/9(中国市場がけん引し今期も金型事業底堅いと予想・目標修正)2/9(推奨再開・文句なし第3四半期・1100円接近を強気買い方針・株式2分割で目標再設定)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1300~1330円(レシオ14倍)②1400~1430円(レシオ15倍)③1500~1550円(レシオ16倍・1月上場来高値1533円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1550~1600円(レシオ17倍)】はこのまま据え置きとします。SP。