2162 nms(JQ) 596円 -12円
第1四半期は売上6%増137億円、営業益18%増2.5億円、経常27%増2.0億円、純益78%減0.6億円、一株純益3円で着地。これでも第1四半期として上々で文句なしです。ただし、今の市場はとんでもない反応を見せるために、上々でも粗を探して売りから入る可能性もあります。明日の市場の反応には注意しましょう。しかし、上々の第1四半期ですから、押せば絶好と割り切って強気買いする予定でいてください。ちなみに通期予想の売上610億円、営業益0%増13億円、経常2%増15.5億円、純益7%減11億円、一株純益64円の上方修正期待の浮上には失敗したものの、第2四半期の減益予想の上方修正期待は強く浮上したと考えて良いでしょう。第2四半期予想は売上5%増285億円、営業益33%減4億円、経常17%減5億円、純益38%減3.5億円、一株純益20円です。セグメント状況は・・・・①HS事業→国内は正社員化や外国人技能実習生活用で採用力強化などに成功し、海外は中国の市場環境の変化などあるものの現地における事業拡大や製造請負展開の増加に成功と。またベトナムやタイでの拠点も収益向上への取り組みを進めてるとコメント。売上は11%増の45億円。しかし、外国人技能実習生研修事業会社立ち上げ費用や物流3PL受託及びテクニカル流通加工を行う新会社を設立して、費用先行でセグメント益は33%減の0.9億円。これだけ先行投資で赤字にならないだけ上々。②EMS事業→国内は工作機械関連の受注好調。しかしやはりHS事業同様に成長のための先行投資となるベトナムでの生産拠点での量産化体制確立の設備投資や部材ビジネス確立の先行投資で本社コストが発生したと。海外事業は中国及びマレーシアにおいて白物家電を中心に堅調とコメント。売上は2%増64億円でセグメント益は4%減の1.2億円。費用先行でこの程度の減益から文句なし。③PS事業→本来会社はこの第1四半期を新製品本格投入までの端境期継続と考えていたとのことですが、会社の想定より新規受注の量産化が順次早めにスタートに成功し、サンプル出荷を本格化したために、想定外に増収増益で着地と。売上8%増27億円、セグメント益7.6倍の1.5億円。またEV分野のリチウムイオン二次電池パックの製品開発や量産を加速させて、電源製品の生産技術開発も進展させているともコメント。費用先行で増益なら尚のこと文句なし。④感想→先行費用を鑑みてセグメント内容を見れば満点bに近い合格点を付与できるかもしれません。また純粋に数字だけ見てもセグメント内容は合格点を付与できるはずです。後は明日の市場の反応だけ。叩いて来るようなら7月安値525円に対して2番底と考え、550~520円で一旦強気買いとします。また600~575円レンジを死守するようなら打診買いして盆休み明けからゆっくりと本格買い開始。620円以上で日足完全陽転するようならそのまま新規もナンピンも強気買いとします。いずれとなるかは明日の市場の反応を見てコメントします。7/23(第1四半期は低調スタートが恒例ですが・子会社配当金ニュースリリース)7/18(リチウムイオン二次電池パック日産のキャンピングカーに供給/幅広い分野に供給の可能性・フィスコ社決算レポート第二弾/今期の見通し&中期経営計画の解説)7/15(第1四半期を予想・新株予約権は実質第三者割当増資ゆえ転換開始のニュースで株価上昇可能性大と予想)7/9(電池パック事業は有望)7/5(人材サービスの地産地消のビジネスモデルを構築)6/27(フィスコ社調査レポート/変化を好機に攻めの施策で成長基盤を構築/新中期経営計画&今期は成長基盤構築)6/26(新株予約権の下限行使537円を意識し底確認の動きか・アジアの人材サービスソリューション企業進化に挑戦)6/19(スマホ修理事業を全国展開へ・高い評価のフィスコ社レポートが・深押しで目標微修正)6/8(アウトソーシングも昨年新株予約権発行し17~18年に株価3倍に・今後それを同社に期待)5/29(6/4の新株予約権発行後から)5/21(新株予約権スキームに関してのIR/特徴などを説明・やはり第三者割当増資に近いスキーム)5/18(第三者割当増資に近い新株予約権)5/17(自己株活用の新株予約権発行し成長原資確保へ・前期ハイライト紹介/①~⑤・セグメント状況と感想)5/14(想定外の地味な今期予想・地に足を付けた中期経営計画公表・第2の創業期との位置づけ・20年度数値目標売上1000億円EBITDA45億円と意欲的目標・目標修正)5/9(外国人技能実習生事業でインドネシア進出)5/7(物流・テクニカルを融合した事業開始)5/5(加賀電子EMS事業好調・アウトソーシング好決算発表)4/20(4月増加の買い残は900円まで満遍なく滞留・900円まではじりじりと這う反転を予想)4/3(省力化事業参入・人材+EMS+省力化融合した新ソリューション構築し他社と差別化へ)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①830~850円(レシオ13倍・25週線)②950~970円(レシオ15倍)③1050~1100円(レシオ17倍・17年上場来1115円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1100~1150円(上場来1115円更新・今期EPS70円予想しレシオ16倍強)②1250円(今期EPS70円予想しレシオ18倍)③1350~1400円(今期EPS70円予想しレシオ20倍)】はこのまま据え置きとします。SP。