8940 インテリックス(東1) 813円 -42円

8940 インテリックス(東1) 813円 -42円

迷惑な話です。ムゲンEが通期の下方修正を発表したために連想で同社株など不動産関連の一角が売りものに押されています。買い手不在の中、無理やりの売りもので年初来安値を更新する802円まで下げています。ただその押し目を拾ってくれる人はいてくれているようですが。ムゲンEの下方修正の理由は、ムゲンEの想定していた販売価格(成約予定価格)が高すぎただけです。首都圏を中心に地価の上昇を背景に強気の値付けを行っていたために、金融機関の融資姿勢の厳格化(地銀などへの金融庁が立ち入り検査を実施で)などのために物件購入ニーズが後退して、成約までの期間が長期化したり販売価格を引き下げる必要が出たため。しかし同社は中古マンションや住宅の販売会社。ムゲンEとは同じ中古物件でも大きく状況が異なります。さらにムゲンEと違い、同社は単に中古物件の販売事業者から脱して業態の転換にいち早く取り掛かっている企業です。ワールドHDのようにコスト重視の物件仕入れに転換して、無理な棚卸資産(販売用不動産)の増加をせずに、期末で一旦在庫を減らしてさえいます。これはワールドHDの不動産事業部門と同じです。今、ムゲンEの下方修正を見て、ワールドHD不動産事業や同社の棚卸資産の厳格化や良化方針は正しかったことを逆に証明したことになると思います。さらに同社はアセットシェアリング商品を武器に金融分野にも進出。また、リノベーション工事技術を武器に大手デベロッパーのリフォーム工事まで受託し始めています。今後の勝ち組不動産関連企業になれると思います。今はそのための雌伏の時です。もう少し我慢の時。800円前後への押し目は一旦強気買いしておいてOKとします。ミニミニボトム離脱は25日線876円回復して900円以上で引けてから。明白なボトム離脱と上げサイン点灯は7月高値965円抜けの970円から(しばらくするとその970円前後で週足陽転となるはず)とし、900円回復で完全に強気買い、970円以上から心おきなく強気買いとします。7/17(日本もこれから中古住宅市場がメイン市場に)7/16(資料内容/コスト管理能力の向上が最大の課題/成長戦略は文句なし)7/12(減益着地の前期・回復予想の今期予想・概況・セグメント状況・今期再び営業益20億円乗せに挑戦を予想・目標修正)6/16(スターマイカ業績観測記事・首都圏中古マンション需要堅調)6/9(アセットシェアリング京町家第2期募集開始・アセットシェアリング北千住駅前第3期募集開始・アセットシェアリング順調)5/22(クラウドファンディングで京町家再生の記事・アセットシェアリング事業の急成長の予感)4/16(俵屋旅館に代表される京町家の魅力と価値)4/11(来月にはアセットシェアリング京町家完売し第2弾の販売予告も・来期増収増益を確実視)4/9(第4にアセットシェアリング北千住駅&京町家と1棟建ビルの売上計上で通期は会社想定か上方修正のいずれかの可能性)4/6(減益でも満点の第3四半期・上方修正期待を確認・概況/セグメント状況/通期営業益23~20億円を予想・アセットシェアリング事業絶好調でビジネスモデル転換の可能性・目標修正)4/4(アセットシェアリング京町家再生Ⅰ募集開始・今期上方修正要因)3/29(好決算発表したスターマイカと比較・成長の伸びしろは同社の方が上)3/28(アセットシェアリング順調/北千住は第1完売し第2期販売/&アセットシェアリング京町家プロジェクト始動・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①1100~1150円(週足陽転と雲上限・一株純資産1133円・レシオ12倍)②1250~1270円(レシオ13倍)③1350~1400円(レシオ14倍・1月年初1346円)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1400~1430円(今期EPS110円想定しレシオ13倍・14年高値1408円)】。四半期確認しながら徐々に強気に再設定して行く予定。SP。