6855 日本電子材料(東1) 901円 +148円

6855 日本電子材料(東1) 901円 +148円

買い物がないから瞬間S高の903円まで上昇しています。半導体関連です。確かに第1四半期は前期の赤字からスタートダッシュに成功しています。しかし、中身をよく見ると確かに良いものの大幅安したエノモトや好決算発表しても無反応のパンチ工業などと大きな違いがあるようにも思えません。まあ上げてくれる分にはもろてを上げて賛成ですから、まずは打診買い。明日以降の動きを見てから強気買いの場面探しとします。ちなみに今日のこの陽線で75日線回復してやっとボトム離脱と上げサイン点灯成功しました。もし押し目があれば強気買いで良いはずです。第1四半期は売上10%増34億円、営業益4.9億円(前期0.7億円赤字)、経常5.3億円(前期0.6億円赤字)、純益5.6億円(前期0.01億円赤字)、一株純益53円。スタートダッシュに成功しました。ほぼサプライズですから文句なし。この着地で第2四半期予想の売上69億円、営業益2.3億円、経常2億円、純益2億円、一株純益18円の上方修正は必至の状況です。ならば3月通期予想の売上5%増152億円、営業益80%増9.3億円、経常97%増9億円、純益2.8倍の8.7億円、一株純益82円の上方修正も確実視して良いと考えます。セグメント状況の記載はありませんから経営成績に関する説明を読むと、米中の貿易戦争の先行き懸念はあれど、今のところ好調と。IoTやクラウド普及でデータセンター向け需要でメモリーIC向け設備投資旺盛と。自動車用半導体向けは伸び悩んだものの、NAND型フラッシュメモリー向けの半導体検査工程のブローブカードは好調とコメント。また新製品などで製品の単価が上昇したのなら、第1四半期の営業利益率をそのまま通期に適用が可能となります。第1四半期営業利益率は14%。第2四半期に当てはめると第2四半期営業益は9.6億円に、通期営業益は21億円となります。設備投資などこれから必要になることを考えると利益率は落ちるとしても営業利益率10%前後の通期営業益14~15億円程度に上方修正する可能性を大と予想します。今日の高値を抜けばそのまま心おきなく強気買いへ。たった1本の今日の陽線でボトム離脱とともに日足も週足も完全に上げサイン点灯させています。つまり5月年初1014円更新に今日の日足1本で向かい始めたことになります。5/21(目標修正・1150~1250円突入で慎重な投資姿勢に)5/16(いちよし証券目標株価1150円)5/14(目標修正)5/12(買い推奨開始・サプライズ連発の前期と今期予想・概況・セグメント状況・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①1120~1150円(レシオ14倍)②1230~1250円(レシオ15倍)③1300~1350円(レシオ16倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1350~1400円(レシオ17倍)】は予定通り強気に修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1130~1150円(レシオ14倍)②1230円(レシオ15倍)③1320~1350円(レシオ16倍強)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1350円~1400円(今期純益10億円EPS95円予想しレシオ15倍)②1500~1530円(今期純益10億円EPS95円予想しレシオ16倍)】とします。第2四半期の上方修正を確認後に再設定する予定とします。SP。