3271 グローバル社(東1) 807円 +4円
前期はすでに上方修正済み。売上387億円、営業益2.2倍41.5億円、経常2.2倍32.6億円、純益2.1倍20億円、一株純益148円。一株純資産は684円。配当は前期25円で今期も25円の予定。注目の今期予想は売上478億円、営業益42.1億円、経常33.9億円、純益22.5億円、一株純益167円と発表。2期連続最高益更新の予想となりました。同社も下記にコメントのインテリックスと同じです。本来同社は都内を中心にしたマンション開発が主な事業でした。しかし競争激化で収益性が低下することをいち早く察知して業容拡大を開始。前期はその効果で最高益更新しました。セグメント状況を見ると・・・・①マンション事業は→売上60%減72億円、営業益73%減4.5億円。利益が出にくくなので、収益性重視事業展開にすでに軸足を移しています。ワールドHD不動産事業部のようにです。賢明な選択です。②ホテル事業→これが大成功。合計9件(客数530室)のホテルを売却。売上188億円(前期14億円)で営業益は43.2億円(前期は0.5億円赤字)。まさに激変。③戸建て事業→都内も戸建てならまだ利益が出せるために分譲262戸、請負工事30戸の合計292戸を引渡し。売上11%増の117億円、営業益7%増4.6億円。④販売代理事業→売上49%減の4億円で営業赤字0.6億円(前期は2.4億円黒字)。⑤管理事業→売上4億円で営業益0.6億円。⑥感想→少し収益構造のバランスに偏りはあるものの、総合点として文句なしに合格点を付与。よもやこれで下げるとは思えないものの、ありえない話ではないから同社も明日の方向性を確認してから強気買いするように。押すようなら7月安値727円に対しての2番底と考え750円前後を一旦強気買いとします。7/31の842円(上方修正発表で)を抜くようなら、このまま上げ再開と判断してそのまま強気買いとします。7/30(前期最高益更新に上方修正発表)7/25(通期は会社の想定通りに着地のはず)7/4(物件売却のニュースリリースから)6/28(物件売却成功などのニュースリリース4つ)6/11(第3四半期セグメント状況と感想)5/9(赤字の第3四半期・季節性のため・契約進ちょく状況87%・目標修正)4/20(目標修正)4/12(京都のホテル工事で)4/5(第2資料/サマリー・成長戦略(ホテル事業)・今後業績急拡大へ・目標修正)4/2(第2四半期セグメント状況・順調な契約残)3/29(買い推奨開始・パット見良くないものの文句なしの第2四半期・概況・目標設定)。目標株価Ⅰ【短期目標①900~920円(レシオ7倍)②1050円(レシオ8倍)③1150~1200円(レシオ9倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1200~1300円(レシオ10倍)】は修正し、目標株価Ⅰ【短期目標①1000円(レシオ6倍)②1150~1200円(レシオ7倍・1月上場来1197円)③1300円(レシオ8倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①1300~1350円(レシオ8倍)】とします。同社も下期に利益が偏重の予定ゆえに、第2四半期まで進ちょく状況文句なしなら下期にレシオ9~10倍に最大目標を引き上げて再設定する予定とします。SP。