9305 ヤマタネ（東１） 2078円 ＋76円
第1四半期文句なしの好スタート。売上8％増143億円、営業益2.1倍の22.7億円、経常2.1倍の22.6億円、純益71％増10.6億円、一株純益100円で着地。ほぼスタートダッシュに成功です。第2四半期予想の売上3％増2725億円、営業益36％増31.8億円、経常41％増30億円、純益21％増16.4億円、一株純益154円は上方修正期待が強く浮上しました。ならば3月通期予想の売上1％増543億円、営業益16％増53.8億円、経常15％増50.2億円、純益17％増29.9億円、一株純益281円も同様に上方修正期待が浮上したと判断して良いでしょう。一株純資産は3460円。配当は50円ですが増配の可能性浮上。セグメント状況は・・・・①物流→倉庫の保管残高や荷動きは活発。売上は1％増の52億円、営業益は大口荷主の入れ替えで1％減の7.2億円。まずまず。②食品→木徳神糧と同じ米穀取扱商社。売上3％減64億円、営業益29％増1.7億円。まずまず。③情報→売上4億円で営業益は0.3億円赤字。第2四半期と最終期に売上利益集中する予定とのこと。④不動産→売上21億円で営業益4倍の16億円。不動産売却で大幅増。それにしても驚くのは売上は21億円で営業益16億円という点。同社の不動産評価が簿価評価である証拠。日産東京ＨＤやニッピと同じで同社は膨大な含み資産を抱えるいることになります。⑤感想→今回のスタートダッシュが不動産売却という一時的なものである点は注意する必要があるものの、他の事業も安定的に推移していますから、わずかながらも上振れ気味に今後も進捗できると考えます。打診買い。下値は堅いから今日の高値2221円を抜くか13週線2120円以上で引けてから静かに本格買い強気買いとします。6/18（目標修正）5/28（早々第2四半期予想と通期予想を上方修正・保有不動産売却・前期概況・セグメント状況・目標修正）2/5（地味ながら上々の第3四半期・概況・セグメント状況・目標据置）12/14（目標修正）12/7（目標修正）11/9（目標修正）11/3（上々の第2四半期・概況・セグメント状況・バランスシート・目標据置）検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①2500円（レシオ9倍・17年高値2379円更新）②2800円（レシオ10倍）③3000円（レシオ10倍強）】～ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3000～3100円（レシオ11倍）②3300～3400円（レシオ12倍・一株純資産約3460円）】はこのまま据え置きとします。ＳＰ。