8584 ジャックス(東1) 2361円 -40円
アコムやオリコが第1四半期好スタート成功ゆえに同社もと期待したのですが平凡な第1四半期でした。営業収益13%増353億円は文句なしながら、営業益は1%減35.4億円、経常1%減35.5億円、純益14%増22.9億円、一株純益66円で着地。営業収益の拡大は他社と比較しても大幅と言える業容の拡大を始めている証左と言えます。その拡大に対してまだ費用先行の面が強いことになります。ただし、バランスシートや貸付債権類が良化したために純益は大幅な伸びを記録。純益も売上同様に文句なし。ゆえに、営業益経常の伸びには不満だったものの、売上(営業収益)と純益の拡大を評価して上々の第1四半期と判断します。第2四半期予想は営業収益11%増720億円、営業益0%減69億円、経常1%減69億円、純益6%増44億円、一株純益127円。通期予想は営業収益10%増1478億円、営業益0%増127億円、経常0%減127億円、純益4%増82億円、一株純益237円。この2つの会社予想に対して、第1四半期は会社の想定通りに進捗か、わずかに上振れ気味に進捗しているかのいずれかと判断して良いでしょう。地味な数字ながらも一株純資産は4400円でレシオはまだ10倍だから、強気買いを基本に取り組んで良いでしょう。ただしまずは週明け市場の反応を確認してから。押すようなら7月安値2236円に対して2番底を2300円前後と考え2300円前後で強気買いとします。上での強気買いは今週高値2460円を抜いて行うものとします。7/29(第1四半期期待)7/15(中期経営計画に沿う取り組み/一般月販&オートローン&カードペイメント&海外事業&定量目標)7/26(銀行カードローン保証事業は堅実経営で三菱UFJ傘下ゆえに問題なし・再度自社株買いの可能性も)6/6(中期経営計画に関し/新中期3か年経営計画は&重点方針国内事業の持続的成長&重点方針海外事業の成長拡大&重点方針生産性の向上と成長基盤の強化&感想)6/1(自社株買い実行中)5/25(通期資料/サマリー&事業別概況)5/16(中期経営計画数値目標通りの今期予想・前期概況・部門別状況と感想・単価4000円の自社株買い発表・目標修正)4/18(中期経営計画18年度数値目標は営業収益1478億円・営業益127億円・純益82億円/中期経営計画公表済み)3/8(三菱UFJの後ろ盾で東南アジア事業拡大・三菱UFJのデジタル通貨とクレジットカード融合の新サービス開始の可能性)3/7(クレディセゾン東南アジアで融資事業)3/4(通期下方修正・修正の理由は貸倒費用想定以上計上・業容急拡大の前向きな理由での下方修正・一旦弱めに目標修正)2/3(前期並みでも文句なしの第3四半期・概況・セグメント状況・10%以上の増収こそ大いに評価・順調に業容拡大中・コストコントロール文句なし・海外事業順調・目標据置・東南アジア事業成長期待大)1/30(三菱東京UFJがフィリピン投資委員会と協定締結)1/26(コツコツと上昇予想・金利上昇で収益好機到来・三菱東京UFJデジタル通貨融合の新サービス提供可能性・東南アジア進出加速・オリコやクレディセゾンと比較し割安顕著・来年には06年高値6870円トライも)1/11(第2四半期資料の第二弾/業績の現状&クレジット事業の取り組み&オートローン事業の取り組み&クレジット事業の取り組み&カード事業取り組み&ファイナンス事業取り組み&海外事業の取り組み&総括・春に中期経営計画発表へ・目標修正)検索チェック。目標株価Ⅰ【短期目標①2800~2850円(年初高値2905円・レシオ12倍)②3050~3100円(レシオ13倍・17年高値2997円更新)③3300円(レシオ14倍)】~ 目標株価Ⅱ【中長期目標①3300~3350円(今期EPS280円予想しレシオ12倍)②3600~3700円(今期EPS280円予想しレシオ13倍)③3950~4000円(レシオ14倍強・一株純資産4242円)】は上方修正期待までは無いからこのまま据え置きとします。SP。セグメント状況などはTACなどと同じく月曜にコメントします。